2018年11月、NEC製のWiMAXルーター最新機種『Speed Wi-Fi NEXT WX05』発売開始!
NEC製WiMAXルーター製品の一つ前の機種・WX04発売から1年。比較して最新端末WX05は新機能が増え、使い勝手が向上しました。またWiMAXプロバイダの本家UQ WiMAXなど、多くのWiMAXプロバイダが最新機種WX05を新規契約時に提供中です。
当サイト・WiMAX比較ナビ編集部ではWX05の最新情報の紹介にあたり、実際に端末を入手、取扱説明書を隅々まで確認しました。2018年1月発売のHuawei製モバイルルーター最新機種W05と比較して、WX05のメリットは?W05との違いは?W05とWX05を比較してどっちがおすすめ?など、最新の評判・口コミ情報も含めて徹底レビューします。
またWiMAXプロバイダの中にはルーター最新機種WX05の端末代金無料キャンペーンやWX05への機種変更サービスも。WiMAXの最新端末WX05のお得な入手方法もあわせて紹介します。
WiMAXのモバイルルーター端末WX05とW05はすでに販売を終了、現在はWiMAX回線とauの5G・4G LTE回線対応のモバイルルーターやホームルーターが主流で、WiMAXの契約では最新機種を選ぶのがおすすめ。端末や料金プラン比較は「おすすめ端末は?WiMAXのルーター最新機種を徹底比較」でご確認ください。
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WiMAXルーター最新機種WX05のレビュー~W05・WX04との比較や違い
2018年11月、モバイルルーター最新機種Speed Wi-Fi NEXT WX05発売。
2018年1月のHuawei製WiMAXモバイルルーター最新機種W05の発売に続き、NEC製モバイルルーター最新機種WX05が発売されました。WX05にはW05には無い新機能が搭載され、NEC製品の1つ前のWiMAXルーター機種WX04と比較しても機能や使い勝手が向上しました。
WiMAXプロバイダの新規契約や機種変更では、WX05とW05の違いは何か、おすすめはどちらかの比較が重要です。このページではWX05とW05の比較を中心に、WX05を選ぶメリットやデメリットを紹介、徹底レビューします。
WX05とW05・WX04の比較でスペック上の違いや変化が無い点
NEC製のWiMAXモバイルルーター・WX05とWX04、またHuawei製のWiMAXモバイルルーター最新機種W05の対応通信モードやサイズ、重量などのスペックを比較・レビューした表が下記。特にWX05はWX04とサイズ・重量の比較では違いが無く、また通信モードへの対応もWX05とW05の比較で違いがありません。見た目の比較ではWX05は赤色の端末を選べる点が特徴です。
WiMAXルーター製品 | WX05 | W05 | WX04 |
---|---|---|---|
製品イメージ | |||
販売開始 | 2018年11月 | 2018年1月 | 2017年11月 |
au 4G LTE(ハイスピードプラスエリアモード)対応 | ◯ | ◯ | ◯ |
WiMAX2+(ハイスピードモード)対応 | ◯ | ◯ | ◯ |
WiMAX(ノーリミットモード)対応 | × | × | × |
製造メーカー | NECプラットフォームズ | Huawei(ファーウェイ) | NECプラットフォームズ |
サイズ(横×奥行き×高さ:mm) | 111×62×13.3mm | 130×55×12.6mm | 111×62×13.3mm |
重量 | 128g | 131g | 128g |
色 | ソニックレッド・ピュアホワイト | ブラック×ライム・ホワイト×シルバー | アクアブルー・クリアホワイト |
WX05・W05ともにauの4G LTE回線・ハイスピードプラスエリアモード対応
WX05とW05・WX04の比較で共通点がどの端末もauの4G LTE回線を使う通信・ハイスピードプラスエリアモード対応の点。利用中のWiMAXルーター端末で通信モード設定を標準のハイスピードモードからハイスピードプラスエリアモードに変更すると、WiMAX2+回線に加えてauの4G LTE回線も使って通信します。
※契約内容により、ハイスピードプラスエリアモードの利用にはオプション料金がかかる場合もあります。
なお、WX05・W05のいずれの機種も旧WiMAX回線を使用する「ノーリミットモード」(下り最大速度13.3Mbpsの低速回線)に非対応も共通。旧WiMAX回線の電波は2020年3月に停波、ノーリミットモードのサービスも終了するため、デメリットではありません。
WX05の新機能やWX04と比較してスペックが向上した点
同じWiMAXのモバイルルーター機種でも、Huawei製のW05と比較してNEC製のWX05だけの強み・新機能や、また同じNEC製のWX04と比較してスペックや使い勝手が向上した点を3つ紹介します。
電波が弱い時に通信速度を約20%アップ!WiMAXハイパワー対応
WiMAXのモバイルルーター最新機種WX05は、W05やWX04には無い新機能「WiMAXハイパワー」を搭載。このWiMAXハイパワーとは、WiMAX2+の通信電波が弱い際に自動的に通信時の送信パワーを上げて、通信速度を約20%改善・アップさせる機能です。
WX05のWiMAXハイパワー対応は、省電力モード設定の「ハイパフォーマンスモード」と同様、電池・バッテリーの消耗が進む分、通信速度が向上する機能。省電力モードと違い、設定変更不要で自動的に作動し、特に自宅や建物屋内などWiMAX2+の電波が比較的弱い環境で通信速度改善効果を期待できる一方、電池・バッテリー消耗に注意が必要です。
WX05の通信速度が遅い時に利用したい「おまかせ一括設定」
W05やWX04などWiMAXの従来機種では、ルーターの電池残量が少なくバッテリーの消耗を抑えたい場合、省電力モードをエコモードに変更したり、画面の明るさ・輝度を下げたり、1つ1つの設定の個別変更が必要でした。また充電できる環境では設定を元に戻した方がWiMAXの通信パフォーマンスが上がるため、面倒な設定作業が必要に。
比較してWX05から搭載の「おまかせ一括設定」機能を使うと、個別の設定変更が不要となる便利な機能。「通信速度を優先・スタンダード設定・バッテリー持ちを優先」の3段階から1つを選び一括設定すると、設定内容に合わせてWiMAXハイパワー、省電力モード、Wi-Fi暗号化強化、ルーター画面の輝度調整などの個別設定を一括変更できる便利機能です。
WiFiビジュアルステータス(チャネル使用状況の確認)
WX05を使ってWiFi接続する際、周波数2.4GHzのWiFiの混雑状況を確認でき、空いているチャネルを使用して通信接続するよう変更できるWiFiビジュアルステータス(チャネル使用状況の確認)機能。周囲のWiFi使用状況をルーター画面上で確認でき、選択可能な3つのチャネル(1、6、11)から最も空いているチャネルに切り替えできる機能で、チャネルの切り替えでWiMAXの通信速度向上を期待できます。
電池・バッテリーの連続通信時間が長い点がNEC製品の強み
以上で紹介したWX05の新機能以外で、NEC製のWiMAXモバイルルーター端末であるWX05やWX04と、Huawei製のモバイルルーター端末W05を比較した際の違いの1つが電池・バッテリー容量の大きさと連続通信時間。電池・バッテリー容量が大きいのはNEC製品の端末WXシリーズであり、連続通信時間が長い点が強み。
外出時間が長い方や充電ケーブルを持ち歩きたくない場合、WiMAXのW05機種と比較してWX05機種がおすすめとも言えそうですが、W05機種でもノーマルモードで9時間の連続通信が可能と、比較してバッテリー容量が極端に少ない訳ではありません。
WX05とW05・WX04のバッテリー容量・連続通信時間の比較
Huawei製W05と比較して国産NEC製のWiMAXルーター・WX05やWX04の方がやや電池・バッテリー性能が高く、連続通信時間が長いスペックが特徴です。
WiMAXルーター製品 | WX05 | W05 | WX04 |
---|---|---|---|
連続通信時間 | 約11.5時間(スタンダード設定) | 約9時間(ノーマルモード) | 約11.5時間 |
連続待受時間(休止モード) | 700時間 | 850時間 | 700時間 |
バッテリー容量 | 3,200mAh | 2,750mAh | 3,200mAh |
W05には無い、WX05・WX04クレードルだけのWウイングアンテナ
またWX05やWX04などNEC製のWiMAXモバイルルーター機種の利用メリットが、Wウィングアンテナと呼ばれる補助アンテナのある専用クレードル。この補助アンテナとビームフォーミング機能の組み合わせでWi-Fi通信速度が最大30%向上、特に屋内でWiMAX電波受信の改善効果があるとされています。
ただし、WX05のクレードルは別売りで別途購入が必要な製品で、必要な場合はUQ WiMAXのサイトやAmazonなどで購入可能。WiMAXの新規契約時に必ず購入が必要な製品ではありません。なお、W05機種専用クレードルには補助アンテナが無く、クレードルの性能を比較するとWX05がおすすめと言えます。
LANケーブルで有線接続可能な点もWiMAXクレードルのメリット
補助アンテナのあるWX05のクレードルはおすすめの製品ですが、WiMAXのクレードルの共通メリットがLANケーブルを利用してWiMAXルーター端末とパソコンなどの機器の有線接続が可能な点。
通常、WX05やW05などのWiMAXモバイルルーター端末は無線WiFiやBluetooth接続のみが可能で、無線接続に非対応の古いパソコンのインターネットには利用できません。一方、クレードル製品を購入すれば有線接続も可能になり、古いPC機器のインターネット接続でもWiMAXを利用可能になります。
WX05と比較してW05をWiMAXのモバイルルーターにおすすめする理由
以上、WiMAXのNEC製モバイルルーター最新機種WX05の新機能や、Huawei製W05に無い機能を中心に比較・紹介しましたが、当サイト・WiMAX比較ナビ編集部のおすすめはWX05よりもW05。当サイトは販売開始時期の新しいルーター端末をおすすめしていますが、WiMAXのモバイルルーターは2018年11月発売の最新機種WX05と比較して、2018年1月発売のW05をおすすめします。
WiMAXの通信速度の比較で選ぶなら、WX05よりも高速なW05
WiMAXのモバイルルーターの比較で最も重視すべき通信速度のスペック。省電力機能やWiMAXハイパワーなどの速度改善機能が充実していても、最大通信速度スペックが遅い端末を選ぶと実際の利用時の通信速度に満足できないもの。
以下はWX05とW05・WX04の各WiMAXルーター端末の下り最大通信速度・上り最大通信速度を比較した表です。
WiMAXルーター製品 | WX05 | W05 | WX04 |
---|---|---|---|
下り最大通信速度 | 440Mbps | 758Mbps | 440Mbps |
上り最大通信速度 | 75Mbps | 112.5Mbps | 75Mbps |
販売開始 | 2018年11月 | 2018年1月 | 2017年11月 |
製造元 | NECプラットフォームズ | Huawei(ファーウェイ) | NECプラットフォームズ |
W05の下り最大通信速度758Mbpsと比較してWX05は440Mbps
WX05やNEC製の従来機種WX04の通信速度は下り最大440Mbps。比較してHuawei製の最新機種W05の下り最大通信速度は758MbpsとWiMAXの最速モバイルルーターはW05。一般的なフレッツ光など固定回線の下り最大速度1Gbpsと比較しても劣らない高速インターネットが魅力のWiMAXですが、高速インターネット通信を利用するならWiMAXのルーター端末のおすすめはW05です。
WiMAXの上り最大通信速度もWX05と比較してW05は速い
メールの送信や写真・画像ファイルのアップロードなどの上り通信の最大速度もW05は112.5Mbpsと、最大速度75MbpsのWX05端末と比較して速い点もメリット。大容量ファイルをアップロードする場合、スムーズに通信できるのはWiMAXのW05端末で、WX05と比較して約1.5倍早くアップロードが完了する可能性もあります。
W05の充電時間がWX05より短い点もメリット
2つのWiMAXモバイルルーター最新機種・W05とWX05の充電時間を比較すると、NEC製のWX05の約160分に対してW05の充電時間は約130分と、30分ほど充電時間が短いメリットも。なおどちらも充電用のACアダプタは同梱されず、USBケーブルのみの付属。USB接続できるパソコンなどで充電できるほか、別売のACアダプタを購入するか、携帯やスマホのアダプタで代用も可能です。
各WiMAXプロバイダの新規契約や機種変更対応状況
当サイトのWiMAXモバイルルーターのおすすめはW05機種ですが、WX03端末やWX04端末などNEC製品のルーターを利用中の場合や、外出先での利用が多くバッテリーの持ち時間を重視する場合、W05と比較して最新機種WX05を利用したい方も多そうです。
そこでWiMAXの主要プロバイダが新規契約時にWX05を提供しているか、機種変更時に選択可能かなど、各プロバイダの最新機種WX05への対応をまとめました。
WiMAXプロバイダの本家UQ WiMAXおよび当サイトのおすすめランキング上位6社のWX05対応状況は以下の通りです。
WiMAXプロバイダ | 新規契約時 | 機種変更時 |
---|---|---|
UQ WiMAX | WX05を選択可能 ※ただし、価格16,500円(税込)で有料購入が必要 |
WX05を選択可能 ※ただし、機種変更価格は契約・利用期間で異なる |
Broad WiMAX(ブロードワイマックス) GMOとくとくBB |
WX05を選択可能 ※端末価格無料キャンペーン実施中 |
WX05を選択可能 ※現在のルーターを20ヶ月以上利用中であれば、機種変更代金は無料 |
So-net モバイル WiMAX 2+ nifty WiMAX(ニフティ) BIGLOBE WiMAX 2+(ビッグローブ) |
WX05を選択可能 ※So-netは無料、nifty・BIGLOBEの場合は端末価格約2万円で購入が必要 |
WX05を選択可能 ※UQコミュニケーションズ社で手続き可能で、機種変更価格は一律16,500円(税込) |
JPWiMAX | WX05の取り扱いなし(モバイル端末はW05・W06のみ) | WX05への機種変更は不可 |
ルーター端末の即日発送に対応!Broad WiMAXとGMOとくとくBB
WiMAXプロバイダの新規契約でWX05の端末代金が無料のプロバイダのうち、Broad WiMAX(ブロードワイマックス)とGMOとくとくBBは申し込み当日にルーター端末を発送する即日発送に対応、届け先エリアにより最短で申し込み翌日にはWX05が到着する、急ぎの方に特におすすめのWiMAXプロバイダ。
またBroad WiMAXは東京・大阪周辺にルーター端末受け取り用の店舗もあり、最速で申し込み当日のWX05端末受け取りが可能です!
※WX05の在庫状況にもよるため、発送タイミングは申し込み時に各WiMAXプロバイダに確認ください。
Broad WiMAXは毎月実際に支払う月額料金プランが安い
ルーター端末WX05の即日発送に対応するGMOとくとくBBとBroad WiMAXを比較して、Broad WiMAXは毎月実際に支払う月額料金が安い点がメリット。GMOとくとくBBの場合はギガ放題プランの月額料金が4,000円以上なのと比較して、Broad WiMAXは月額3,753円とWiMAXプロバイダの中で比較しても最安級。
GMOとくとくBBは選択する機種でキャッシュバック金額が違う点に注意
一方、GMOとくとくBBの場合は特典金額最大3万円以上のキャッシュバックキャンペーンがあり、月額料金は高いものの実質利用費用が安い点が特徴。ただし、キャッシュバック金額は新規契約時に選択するルーター機種で異なり、古いW05機種の方が金額が大きく、最新機種WX05の方がキャッシュバック金額が少ない場合に注意が必要です。
Broad WiMAXの乗り換えキャンペーンでWX05に無料で機種変更も
またWX05に機種変更したいが契約中のWiMAXプロバイダが機種変更に非対応の場合や、ルーターを変更したいが途中解約の違約金があるため契約を継続しているという場合、Broad WiMAXの乗り換えキャンペーンの利用もおすすめ。
Broad WiMAXの乗り換えキャンペーンを利用、WiMAXの契約プロバイダをBroad WiMAXに切り替えると、WX05やW05の最新端末が無料提供される上、契約中プロバイダの途中解約に伴う違約金を最大19,000円までBroad WiMAXがキャッシュバックするお得なキャンペーン。さらに当サイト経由のBroad WiMAX申し込みの場合、Amazonギフト券プレゼントキャンペーンの追加特典も利用できます。
実測速度はどう?WX05の評判・口コミ
当サイトおすすめのWiMAXルーター機種はW05ですが、WiMAXの新規契約や機種変更でWX05を利用中の方の評価はどうでしょうか?WX05についての最新の評判・口コミ情報を確認しました。
WX05の実測速度は比較的十分と口コミで良い評価
さっそくWiMAXの最新端末WX05のクレードルを利用、実測速度をレビューした方も。実測速度は10Mbps以上と比較的十分な結果の口コミで、評価も良い様子。
WiMAXのWX05機種を利用中。クレードルに刺すと調子いい。
実機で比較した結果、W05と比較してWX05は持ちやすいとの評判も
個人の好みにもよりますが、WiMAXのW05とWX05の実機に実際に触れて比較した結果、W05よりもWX05の方が持ちやすく、扱いやすそうとの評判も。
好みの問題かと思うけど、
W05よりWX05の方が持ちやすくて扱いやすい。W05は細長いし中央が膨らむ感じのデザインだから、うーんって感じ。
WiMAXのルータ、W05とWX05の実機触ってきたけど、W05は横長すぎて持ち運びにはちと邪魔かも、やっぱWX05にしようかどうするか。
※WiMAXルーターの最新機種WX05の口コミ・評判情報は定期的に追加・更新します。
以上、WiMAXモバイルルーターの最新機種WX05について、W05やWX04との比較や機能・速度スペックのレビュー、各WiMAXプロバイダの対応状況、最新の評判・口コミ情報を紹介しました。
主なWiMAXプロバイダはWX05を無料提供しているため、WiMAXの契約で重要なのは料金・キャンペーンやサービス内容の比較。
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【最新機種対象のお得なキャンペーンも】 |
WiMAXのモバイルルーター端末WX05とW05はすでに販売を終了、現在はWiMAX回線とauの5G・4G LTE回線対応のモバイルルーターやホームルーターが主流で、WiMAXの契約では最新機種を選ぶのがおすすめ。端末や料金プラン比較は「おすすめ端末は?WiMAXのルーター最新機種を徹底比較」でご確認ください。
※本ページに記載の各機種の製品仕様詳細は、下記のメーカー公式サイトの情報を参照しています。
WX05機種(NECプラットフォームズ)/W05機種(Huawei)