20社以上のプロバイダから契約先を選べるWiMAXですが、ヤマダ電機のサービス「YAMADA Air Mobile WiMAX」(ヤマダエアモバイル・ワイマックス)もプロバイダサービスの1つ。全国のヤマダ電機の店舗店頭でポケット型WiFi・WiMAXを契約・申し込み可能で、ヤマダ電機で契約を検討する方も多い様子。
申し込み当日に店舗でWiMAXルーター端末を受け取れる、店員から説明を聞けるなどのメリットはおすすめですが、他プロバイダと比較してヤマダ電機のWiMAX費用は高く、料金・キャンペーンのデメリットに注意が必要。
このページでは、ヤマダ電機でのWiMAX契約を検討中の方向けにヤマダ電機のメリット・デメリットを徹底解説、サービスの契約・申し込み前に読むべき注意事項やおすすめしない理由をまとめて確認します。
コンテンツ
ヤマダ電機のサービス・YAMADA Air Mobile WiMAXの特徴・メリット
ヤマダ電機が提供するWiMAXプロバイダサービス・YAMADA Air Mobile WiMAX(ヤマダエアモバイル・ワイマックス)は、内容を確認するとUQ WiMAXなど他プロバイダが提供するWiMAX2+サービスと同じ内容。
一方、他のプロバイダと比較してヤマダ電機など家電量販店でのWiMAX契約のメリットは、店頭でルーター端末に触れたり、店舗スタッフに直接質問でき、店舗・店頭で申し込み可能な点。契約・申し込み当日に開通、ルーターを受け取り可能などが最大のメリットです。
ヨドバシ・ビックカメラと同様、WiFiルーター端末を即日受け取り可能
ヤマダ電機だけのメリットでないものの、WiMAXサービスを扱う他の家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど)と同様、申し込み即日にWiFiルーター端末を受け取れる点が店頭契約の最大メリット。店舗により端末在庫が異なり、開通作業に数時間がかかる場合に注意が必要ですが、ルーター希望機種の在庫があれば契約当日に開通・受け取り可能です。
ヤマダ電機はWiMAXのモバイルWiFiルーター最新機種で申し込み可能
ヤマダ電機でのWiMAXサービスの契約メリットがルーター最新機種で申し込み可能な点で、ヤマダ電機の店頭在庫次第ですが、WiMAXのNEC製モバイルWiFiルーター最新機種Speed Wi-Fi NEXT WX06や、5G対応モバイルルーターのGalaxy 5G mobile Wi-Fiを契約可能です。
逆にヤマダ電機の店頭に在庫が無いからと古い機種のルーター端末での契約には注意が必要。WiMAXのモバイルWiFiルーター最新機種WX06は下り最大速度440Mbps、上り最大速度75Mbps対応の上、電波への繋がりやすさが改善された端末で、他のモバイルルーター機種はWX06と比較してスペック面で劣る可能性があります。
おすすめ端末は2020年発売・下り最大速度440Mbps対応のWX06機種

WiMAXモバイルルーター最新機種WX06
2023年12月現在、WiMAXのおすすめモバイルWiFiルーター端末は2020年発売の最新機種W06。下り最大速度440Mbps、上り最大速度75Mbps対応と他のポケット型WiFi・モバイルWiFiサービスのルーター端末と比較しても高速のインターネット通信が可能な機種で、WiMAXハイパワー対応など繋がりやすいと口コミでも良い評判です。
同じWiMAXのモバイルルーターW06機種は下り最大速度867MbpsとWX06と比較して高速ですが、WX06よりバッテリー容量が小さい点がデメリットで、当サイトのおすすめモバイルWiFiルーターはWX06端末です。
一方、WiMAXのおすすめ最新機種を店頭で即日契約できる点はヤマダ電機のメリットですが、新規契約時に価格16,500円(税込)で端末購入が必要で、無料提供でない点が注意点です。
2020年発売のホームルーター最新端末HOME 02も無料提供でない

ホームルーターWiMAX HOME 02
WiMAXのホームWiFiルーターで2020年発売のNEC製最新機種・WiMAX HOME 02端末も、他WiMAXプロバイダと同様にヤマダ電機でも契約できますが、有料購入が必要で無料提供でない点に注意が必要です。
WiMAXの5G対応ルーター最新機種・Galaxy 5G mobile Wi-Fiも発売開始

下り最大速度2.2Gbps対応の高速通信が可能
ヤマダ電機ではWiMAXの5G対応ルーター最新機種・Galaxy 5G mobile Wi-Fiも発売開始し、下り最大速度2.2Gbps、上り最大速度183Mbpsの高速モバイルルーターを契約できる点はメリット。
一方、5G対応ルーターの利用に必要な料金プラン・ギガ放題プラスの月額料金や総額費用が他のWiMAXプロバイダと比較して高い点はヤマダ電機のデメリットで、契約前の料金比較がおすすめです。
公衆無線LANサービス・YAMADA Wi-Fiプレミアムを無料利用可能
ヤマダ電機のWiMAX2+プラン「YAMADA Flatツープラス」や「YAMADA Flatツープラス ギガ放題プラン」の契約で、公衆無線LANサービス・YAMADA Wi-Fiプレミアムを無料利用可能。このサービスは全国の駅や公共交通機関、飲食店などに広がるUQ Wi-FiおよびWi2の公衆無線LANを無料利用できるサービスで、他のプロバイダでは提供されない、ヤマダ電機でのWiMAX契約メリットです。
東海道新幹線や都営地下鉄線内でWiFi接続ができる
YAMADA Wi-Fiプレミアムのサービスの特徴が、東海道新幹線車内や都営地下鉄線内でもWiFi経由でインターネット接続ができる点。自分のWiMAXルーター端末の通信量にカウントされず無制限のインターネット利用が可能で、特に通信量の多い場合や出張などで新幹線に乗る機会が多い場合、ヤマダ電機のYAMADA Wi-Fiプレミアムは魅力的なサービスかも知れません。
YAMADA Wi-FiプレミアムのうちUQ Wi-Fiが2020年3月でサービスを終了。2023年12月現在はWi2エリアでのみ公衆無線LANを無料利用可能で、ヤマダ電機のWiMAX契約メリットがやや下がりました。
ヤマダ電機でWiMAX契約後、auスマートバリューmine割引を申し込み可能
こちらもヤマダ電機だけのメリットでないものの、auのケータイ・スマホユーザはWiMAX契約後にauスマートバリューmine割引を申し込み可能。割引額はauの契約料金プランで違いますが、最大月額1,000円がau利用料金から割引されます。
ヤマダ電機でのWiMAX契約の場合も利用可能で、他の多くのWiMAXプロバイダもauスマートバリューmine割引に対応していますが、一部プロバイダは非対応の点に注意が必要です。
WiMAXのプロバイダ契約をヤマダ電機でする場合の注意点とデメリット
WiMAXのプロバイダ契約で最も重要なのは料金やキャンペーン内容。魅力的なオプションサービスや特典があっても、支払う費用が高額では意味がありません。またヤマダ電機のWiMAX契約を検討する場合、最も注意が必要なデメリットも料金・キャンペーン内容です。
キャッシュバックキャンペーンもあるが店舗や時期で特典金額が変動

ヤマダ電機のパンフレットには2種類のキャッシュバックキャンペーンが記載されており、WiMAXの契約と同時に家電製品を購入、その分がキャッシュバックで割引される内容や、店舗や時期により適用金額が変動するキャッシュバックキャンペーンがあります。
パソコンなどの製品購入で最大50,000円のキャッシュバックキャンペーン
パソコンやタブレットなどの家電製品を5万円以上購入すると、最大5万円がキャッシュバックされるヤマダ電機のキャンペーン。欲しい家電製品が無料になるように見えますが、実際は毎月のWiMAX利用料金に1,547円の「WiMAXまとめてプラン」利用料金が加算され、これを2年間払い続ける必要がある点に注意が必要。
5万円のキャッシュバックの一方、1,547円×24ヶ月=37,128円の費用負担が増加し、実質1万円程度のキャッシュバックによるWiMAX利用料金の割引である点がヤマダ電機の注意点です。
店舗や時期で変わる5,000円キャッシュバックキャンペーンの適用
もう1つの5,000円キャッシュバックキャンペーンですが、こちらはヤマダ電機の店舗や時期で特典適用金額が変わる様子。WiMAX比較ナビ編集部がヤマダ電機の複数店舗で調査したところ、通常5,000円のキャッシュバックが、7月の商戦期は1万円に特典金額が増額されたり、また競合店の多いエリアの店舗では15,000円キャッシュバックがある場合も。
UQ WiMAXと同様、WiMAX2+プランの月額料金が高い点に注意
ヤマダ電機の最大のデメリットは、UQ WiMAXと同様、WiMAX2+プランの月額料金プランが他プロバイダと比較して高い上に申し込み時の端末購入が必要な点で、店頭でルーター端末の即日受け取りが可能と安易にヤマダ電機で契約しないように注意が必要です。
ヤマダ電機・YAMADA Air Mobile WiMAXの各料金プランの月額料金を、当サイトでおすすめのWiMAXプロバイダ・Broad WiMAXと比較しました。
月間通信量7GB上限プランの料金比較~ヤマダ電機とBroad WiMAX
月間通信量7GB上限プランでヤマダ電機とBroad WiMAX(ブロードワイマックス)の料金を比較した場合、3年総額で3万円以上の料金差。WiMAXの費用負担の点ではヤマダ電機よりも、月額料金が割引価格のBroad WiMAXがおすすめです。
ヤマダ電機・YAMADA Air Mobile WiMAXの料金プラン変更で、月間通信量7GB上限プラン(YAMADA Flatツープラスプラン)の申し込み受け付けが終了、2023年12月現在は契約できない点に注意が必要です。
Broad WiMAX (ライトプラン) |
WiMAXプロバイダ | ヤマダ電機 (YAMADA Flatツープラスプラン) |
---|---|---|
2,999円 | 月額基本料金(税込) | 3,969円 |
117,178円 | 3年間料金総額 | 161,764円 |
当サイト限定・Amazonギフト券プレゼント | その他 | 5,000円キャッシュバックを考慮 |
月間通信量無制限・ギガ放題プランの料金比較~ヤマダ電機とBroad WiMAX
月間通信量無制限のギガ放題プランの場合も同様に料金を比較すると、こちらも3年総額で約3万円ほどヤマダ電機のWiMAXが高い結果。ギガ放題プランでもヤマダ電機よりもBroad WiMAXなど他のプロバイダの方が費用が安いのです。
ヤマダ電機のギガ放題プランが「YAMADA 新ギガ放題プラン」に変更され、月額料金はやや割引の一方、価格16,500円で端末購入が必要な点がデメリット。Broad WiMAXは最新機種を含む全端末が無料提供対象です。
Broad WiMAX (ギガ放題プラン) |
WiMAXプロバイダ | ヤマダ電機 (YAMADA ギガ放題プラン) |
---|---|---|
3,753円 ※最大3ヶ月間、月額2,999円に割引 |
月額基本料金(税込) | 4,818円(契約30ヶ月目まで) 4,268円(契約31ヶ月目以降) ※端末代金16,500円を30ヶ月で分割払い |
142,819円 | 3年間料金総額 | 172,827円 |
当サイト限定・Amazonギフト券プレゼント | その他 | 5,000円キャッシュバックを考慮 |
3年契約でLTEオプションを無料利用できる点は他プロバイダと同じ
ヤマダ電機やBroad WiMAX、また他の多くのプロバイダで共通点が、WiMAXの3年契約でLTEオプションを無料利用できる点。LTEオプションとは、auの4G LTE回線を使用するハイスピードプラスエリアモードの利用に必要なオプションで、利用月のみ月額料金1,105円(税込)が請求されます。
ヤマダ電機のWiMAXも3年契約でLTEオプション料金が無料。ハイスピードプラスエリアモードの利用には月間通信量7GBの通信量制限があり超過時の速度制限に注意が必要ですが、無料でハイスピードプラスエリアモードを利用できます。
電話問い合わせへのサポートセンターの対応は良いがWEBサイトの内容が古い
ヤマダ電機では電話やメールでの問い合わせサポートに対応、比較的サポートセンターの受付・対応時間が長い点もメリット。ただし、WEBサイトのFAQなどWiMAXのサポートコンテンツは内容が乏しく、一部古い内容も。他のWiMAXプロバイダのWEBサイトと比較して、ヤマダ電機はサポートサービスに注力していないような点は不安で、デメリットと感じます。
<WiMAXの電話問い合わせ先>
YAMADA Air Mobile WiMAXお客様サポートセンター
電話番号:0120-810-666
受付時間:10:00~19:00
ヤマダ電機と他のWiMAXプロバイダを比較して違いがない点
ポケット型WiFi・WiMAXは20社以上のプロバイダで契約可能ですが、以下はヤマダ電機と他のWiMAXプロバイダを比較して大きな違いがない点で、メリットやデメリットにならない項目です。
ヤマダ電機の解約金・更新月の考え方は他のプロバイダと同じ
ヤマダ電機のWiMAX契約で気になる解約方法や解約金は、基本的に他のWiMAXプロバイダと同様。解約手続きはWEBサイトで行えず、お客様サポートセンターに電話で申請するか、最寄りのヤマダ電機に本人確認書類やWiMAXの契約書類を持参して手続きが必要です。
途中解約に伴う解約金は他のプロバイダと同様、契約1年目の途中解約は20,900円、2年目は15,400円、3年目以降は10,450円(いずれも税込)がかかります。また解約金の発生しない更新月は、3年契約の場合、契約開始から38ヶ月目です。
ヤマダ電機・YAMADA Air Mobile WiMAXの料金プラン変更で、2023年12月に契約する場合、途中解約に伴う違約金は一律10,450円(税込)に変更、改善されました。
対応エリアや速度制限のルールも他のWiMAX2+プロバイダと同様
ヤマダ電機も、他のプロバイダも提供するのは同じWiMAX2+通信回線を利用するインターネット接続サービス。同じ通信回線を利用する以上、対応エリアや通信速度は同じでプロバイダ間で違いはありません。
またWiMAXにはハイスピードプラスエリアモードの月間7GB制限や、3日間で10GBの通信量制限、超過時の速度制限がありますが、これらの制限もヤマダ電機と他のプロバイダで同様です。
ヤマダ電機での契約者による評判・口コミ
あえてヤマダ電機でWiMAXを契約した方は、どんな理由で契約したのでしょうか?ネット上の評判や口コミを調べました。
ヤマダ電機の店舗スタッフに店舗スタッフに質問できる点はメリットで評判の良い点
対応するスタッフの知識・技量にもよりますが、店頭で直接質問できる点はヤマダ電機の店舗でWiMAXを申し込むメリットで、評判の良い点です。
今日WiMAXの案内してくれたヤマダのお兄さん、さくさく進むけど分かりやすいしわからないところはないですかってめっちゃ聞いてくれるし、自分がわからんとこがあったらちゃんと詫びてちゃんと確認して返答してくれるし、とてもよかった
店舗によりキャッシュバックキャンペーンがあっても注意が必要
ヤマダ電機の店舗や時期で対応が違いますが、キャッシュバックキャンペーンの実施も。ただしWiMAXの料金プランに追加料金が無いか確認が必要で、また3万円以上のキャッシュバックでなければ他プロバイダと比較してヤマダ電機は安いと言えない点が注意点。
ヤマダでUQ WiMAXのモバイルルーター契約したら、キャッシュバックでソニーのノイキャンEXTRA BASSの完全ワイヤレスイヤホンがほぼタダになってしまったwww
WiMAXの料金支払いにポイントが使えず、メリット無しとの口コミも
ヤマダ電機でよく買い物される方の場合はポイントを利用したいとの口コミも。WiMAXの利用料金や契約手数料の支払いにヤマダポイントは使えず、その点であえてヤマダ電機でWiMAXを契約するメリット無しとの口コミもあります。
WiMAX契約手数料は
ヤマダポイントは使えない。特に、YAMADA WiMAXを続けるメリットがなくなってきた。
ヤマダ電機の店頭でのTry WiMAXのレンタル申し込み受付は終了
以前はWiMAXルーターの無料お試しサービス・Try WiMAX申し込みやレンタル端末の受け取りサービスがヤマダ電機の店頭で提供されていました。現在は受付終了、ヤマダ電機の契約メリットが減りました。
そういや、以前はヤマダとかの店頭でTry WiMAXの手続きできたんだけど、UQのページ見てもそこら辺載ってないっぽいから、今はやってないっぽいなぁ
※ヤマダ電機でのWiMAX契約の評判や口コミ情報は、随時更新・追加します。
結論:ポケット型WiFi・WiMAXの即日契約なら料金の安いBroad WiMAXがおすすめ
ヤマダ電機の店舗店頭で、ポケット型WiFi・WiMAXを契約する最大のメリットが即日契約、WiFiルーターの即日受け取りですが、Broad WiMAX(ブロードワイマックス)のWEB申し込みでもルーター端末の即日受け取りは可能です。
ヤマダ電機のWiMAXには「YAMADA Wi-Fi プレミアム」のオプション無料利用のメリットもありますが、料金が高い点がデメリット。ギガ放題プランの比較で3年総額が3万円安く、即日受け取り可能なBroad WiMAXがお得でおすすめです。
またBroad WiMAXの契約では、当サイト・WiMAX比較ナビ限定のAmazonギフト券プレゼントキャンペーンも利用でき、早く、お得な割引料金でWiMAXを利用開始できます。ぜひ当サイト限定キャンペーン情報もご確認ください!
【ルーターの即日店舗受取りも可能】 |
※このページは、ヤマダ電機「YAMADA Air Mobile WiMAX」公式サイトの情報や、当サイト・WiMAX比較ナビ編集部が実際にヤマダ電機の店舗を訪問、調査した結果をもとに作成しています。