WiMAXやY!mobile(ワイモバイル)、ドコモ(docomo)、ソフトバンク(Softbank)提供のモバイルルーターなどポケットWiFiやモバイルルーターサービスには多くの種類があり、各ポケットWiFiサービスで使用するモバイルWiFiルーター端末やおすすめ機種も違います。
どのポケットWiFiサービス契約がおすすめかの比較では、月額料金プランやキャンペーンを含む実質費用の比較が重要ですが、WiFiルーター端末の性能や通信速度などおすすめ機種の比較も重要。料金比較結果で安くても通信速度が遅いモバイルルーター機種や、インターネット・電波に繋がりにくいポケットWiFiに注意が必要です。
このページではWiMAXや各ポケットWiFiサービス提供のモバイルルーターから2021年2月最新のおすすめ機種・端末を紹介、「利用するモバイルルーター端末の比較で選ぶなら、おすすめポケットWiFiはどれ?」という観点で徹底解説します。
コンテンツ
ポケットWiFi・モバイルルーター端末の徹底比較~おすすめ機種はどれ?
各ポケットWiFiサービスが提供するモバイルルーター端末は、いつでもどこでもインターネット通信が可能な持ち歩ける小型通信端末。ただ、同じモバイルルーターでも契約するポケットWiFiで月額料金プランに加え、インターネット通信で利用する通信電波の違いや、選ぶ機種で通信回線速度の違いも。
このページでは各モバイルルーター機種の製品マニュアルを読み込んだWiMAX比較ナビ編集部が、各ポケットWiFi端末の機能やスペックを徹底比較、2021年2月のおすすめ機種を紹介しますが、まず初めにWiFiルーターとは何かを解説します。
ポケットWiFiサービスで使う小型通信端末・モバイルルーターとは
WiMAXなどポケットWiFiサービスで使う小型通信端末・モバイルWiFiルーターとはどんな端末でしょうか?
WiFiルーターの役割はデータ・情報伝達の仲立ち。例えば4G・LTEやWiMAXなどの通信回線と、手元のスマートフォンやパソコンの中間にあるモバイルルーターは、スマホやパソコンからの「WEBサイトにアクセスしたい」という情報を中継、通信回線経由でインターネットに接続、アクセス先のページ内容を受信してスマホやパソコンに無線WiFi通信で情報を伝達します。
PC、タブレットなどの機器とWiFi接続、基地局からの電波を送受信
ポケットWiFiルーター経由のインターネット通信では、まずインターネットに接続したいパソコンやタブレットなどの機器とモバイルルーターをWiFiで無線接続します(機種によりBluetoothやUSB接続も可能)。モバイルルーターは近くのLTEやWiMAXの通信基地局の電波を受信(電波を受信できないエリアは圏外)、基地局との電波を通じてインターネット通信回線に情報を送受信します。
スマホのテザリングによるインターネット接続との比較や違い
外出時のインターネット接続方法にはスマホのテザリングもありますが、テザリングの場合はスマホ本体がポケットWiFiルーターの役割。ノートパソコンやタブレットとスマホをWiFi接続、スマホの4G LTE通信を利用したインターネット接続がテザリングです。
ポケットWiFiのインターネット接続と比較して仕組みは同様ですが、スマホのテザリングの場合はスマホのバッテリーを消耗する、スマホのデータ通信量が増える点が注意点でデメリット。毎月のネット通信量が多い場合はテザリングと比較してポケットWiFiルーターを使う方が使い勝手も良く、費用もお得でおすすめです。
ポケットWiFi端末の比較方法やモバイルルーターのおすすめ機種の選び方
ポケットWiFi・モバイルルーターはどの機種が良いか、端末比較の方法やおすすめ機種の選び方ですが、当サイト・WiMAX比較ナビ編集部がモバイルWiFiルーターのおすすめ機種ランキング作成で基準としたのは次の3つの比較方法です。
- 通信速度や使用するインターネット回線の比較
- バッテリー性能や連続通信・稼働時間の比較
- 軽さ・重量の比較
ポケットWiFi各機種の通信速度や使用するインターネット回線の比較
契約するポケットWiFiサービスにより使用するインターネット通信回線が違います。例えばおすすめのWiMAXはWiMAX2+やauの4G LTE回線を利用するポケットWiFiで、比較してY!mobileなどソフトバンクのLTE回線を利用するポケットWiFiサービスも。
また同じ接続回線を利用するポケットWiFiサービスでも、使用するモバイルルーター機種で最大通信速度が違う場合も。モバイルルーター比較では機種ごとに違う通信速度や接続回線を比較、通信速度が速く、広い利用可能エリアで使える端末の契約がおすすめです。
モバイルルーター機種のバッテリー性能や連続通信・稼働時間の比較
持ち歩きが前提のポケットWiFi・モバイルルーターのおすすめ機種比較で欠かせない、バッテリー性能や連続通信・稼働時間の比較。電池持ちがよく、長時間使用できる端末がおすすめ機種で、省電力モードなどバッテリー消費を抑える機能が使える機種かも重要な比較ポイントです。
モバイルWiFiルーター本体の軽さ・重量でおすすめ機種を比較
バッテリー容量の比較と同時に注目すべきモバイルルーター端末本体の軽さや重量の比較。速度の速いポケットWiFiルーター機種でも重い端末では持ち運びづらく、軽量の機種を選ぶのがおすすめ。ただし、最近のモバイルWiFiルーター端末はどれも小型・軽量で、古い端末を選ばなければ100g前後の軽さです。
ポケットWiFiのモバイルルーターおすすめ機種比較ランキング(2021年2月)
2021年2月現在、各ポケットWiFiサービスで契約・利用可能なモバイルルーターの中からおすすめ機種を選び、通信速度やバッテリー、軽さ・重量を比較、おすすめ機種ランキングとして紹介します。
比較ランキング | ポケットWiFiサービス | モバイルルーターおすすめ機種 |
---|---|---|
1位 高速・おすすめ |
WiMAX(ワイマックス) | Speed Wi-Fi NEXT W06 |
2位 | WiMAX(ワイマックス) | Speed Wi-Fi NEXT WX06 |
3位 | ドコモ(docomo) | Wi-Fi STATION SH-52A |
4位 | Mugen WiFi・ギガWi-Fiなど | U3 |
5位 | Y!mobile(ワイモバイル) | Pocket WiFi 803ZT |
ランキング上位のモバイルWiFiルーター各機種でおすすめ理由やポイント、各ポケットWiFiサービスの月額利用料金などメリット・デメリットを比較・解説します。
おすすめ機種ランキング1位のモバイルWiFiルーターはWiMAXのW06

WiMAXのモバイルWiFiルーター最新機種W06
他のドコモやソフトバンク系のポケットWiFi端末と比較して通信速度が高速で、月額利用料金も含む総合評価で1位のおすすめポケットWiFiがWiMAXのW06機種、2019年発売のHuawei製モバイルルーター最新機種です。
多くのWiMAXプロバイダが新規契約時に最新機種W06を無料提供中の点もメリットで、2021年の注目ポケットWiFiサービスはWiMAX。中でもモバイルルーター端末の人気・おすすめ機種がW06です。
2019年発売・WiMAXの高速モバイルルーターW06機種(Huawei製)
WiMAXが人気ポケットWiFiである理由の1つが高速インターネット通信。2019年発売のおすすめ機種・W06機種は、WiMAX2+回線とauの4G LTE回線に対応、下り最大速度867Mbps(USBケーブル接続時は1.2Gbps)、上り最大速度75Mbps対応と他のモバイルルーター端末と比較して最速級の通信速度を利用できるモバイルルーターのおすすめ機種です。
モバイルWiFiルーター機種 | Speed Wi-Fi NEXT W06 |
---|---|
下り最大速度 | 867Mbps ※USBケーブル接続時は1.2Gbps(1,237Mbps) |
上り最大速度 | 75Mbps |
通信回線 | WiMAX2+・au 4G LTE回線 |
連続通信時間 | 9時間 |
連続待受時間 | 800時間 |
重量 | 125g |
製造メーカー | Huawei |
月額利用料金プラン | 月間データ量7GB制限プラン:月額2,726円~ 月間無制限・ギガ放題プラン:月額3,411円~ ※契約プロバイダにより、月額利用料金プランやキャッシュバックなどキャンペーン内容が違う |
auの4G LTE回線を利用、下り最高速度1,237Mbpsの高速通信が可能

WiMAXのモバイルWiFiルーターW06機種が他のモバイルルーター契約と比較しておすすめの理由のが、標準のWiMAX2+通信に加え、auの4G LTE回線も使用する通信モード・ハイスピードプラスエリアモードへの対応。
モバイルルーター端末とスマホやノートPCをUSBケーブルで有線接続、ハイスピードプラスエリアモードを使うと下り最大速度1.2Gbps(1,237Mbps)の高速インターネット通信を利用可能。無線WiFi接続でも下り最大867Mbpsと他のポケットWiFi機種と比較して最速級です。
上り最大速度も75Mbpsと高速なモバイルWiFiルーターのおすすめ機種
また動画視聴やWEBサイト閲覧時の下り通信に加え、ファイルアップロードなどのデータ通信・上り通信の最大速度も75Mbpsと、他ポケットWiFiと比較して高速な点もW06がおすすめ機種である理由。動画や大容量ファイルをアップロードする場合、W06機種のような上り通信速度が高速のモバイルWiFiルーター端末の使用がおすすめです。
契約前に短期無料レンタル可能な点もWiMAXの人気・おすすめ理由

Try WiMAX
他のポケットWiFiサービスと比較してWiMAXのメリットが、契約前にモバイルルーター機種を無料レンタル可能な点。レンタル可能期間は15日間と短期ですが無料のお試しサービスで、契約前に対応エリアの確認や通信速度を確認でき、安心して利用できるポケットWiFiの点もWiMAXの人気・おすすめ理由です。
WiMAXのギガ放題プラン契約で月間データ通信量無制限で利用可能
W06機種に限らずWiMAXのメリットで、おすすめポケットWiFiである理由が月間通信量無制限のギガ放題プラン。他ポケットWiFiはデータ通信容量制限のある料金プランが多いのと比較して、WiMAXのギガ放題プラン契約の場合、モバイルWiFiルーターを使ってWiMAX2+の高速インターネットを月間データ量無制限で利用可能な点がおすすめポイントです。
3日間で使えるデータ通信量が合計10GBまで、超過時は夜間のみ速度が約1Mbpsに低下する緩やかな速度制限があるものの、比較的通信量の多い方におすすめがWiMAXの月間無制限・ギガ放題プラン。
UQ WiMAXなど20社以上のプロバイダでWiMAXを契約でき、比較が重要
他ポケットWiFiとの比較でWiMAXのもう1つのおすすめ理由がお得な価格やキャッシュバックなどのキャンペーン。WiMAXは20社以上のプロバイダで契約でき、有名なUQ WiMAX以外にSo-netやnifty、GMOとくとくBBなどのプロバイダも。契約するWiMAXプロバイダで価格プランや新規契約向けのキャンペーンが違うため、月額料金やキャッシュバックも含む実質総額費用の比較が重要で、費用が安いプロバイダ契約がおすすめです。
WiMAXはauの公式ポケットWiFi・モバイルルーターサービス
WiMAXはauの公式ポケットWiFiサービスで全国のauショップでも申し込み可能。ドコモやソフトバンクなどのキャリアには独自のモバイルWiFiサービスがある一方、auの場合はWiMAXが公式モバイルルーター。また携帯電話やスマホの契約がauの場合、WiMAXは他と比較して料金が安い、おすすめポケットWiFiです。
auスマホ・ケータイを契約中の場合はスマートバリューmine割引も
auユーザーがポケットWiFiを契約する場合、WiMAXがおすすめの理由がauスマートバリューmineの月額料金割引。auで利用中の料金プランによりWiMAXの契約で最大月額1,000円がau利用料金から割引されるキャンペーン。auユーザーなら実質最安価格でWiMAXのモバイルルーターを利用できます。
GMOとくとくBBの場合、最大4万円キャッシュバックで実質費用が安い
WiMAXプロバイダのキャンペーンの中で人気のGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーン。GMOとくとくBBでポケットWiFi・WiMAXを契約すると特典金額最大4万円のキャッシュバックキャンペーンを利用でき、これは他のポケットWiFiには無い内容。またUQ WiMAXと比較しても、お得な実質負担費用でWiMAXを契約できる、おすすめの会社です。
GMOとくとくBBのキャッシュバック受け取りは11ヶ月後で手続きに注意
GMOとくとくBBでのWiMAXプロバイダ契約の注意点は、キャッシュバック受け取りが契約開始11ヶ月後と遅い上、手続きが複雑な点。またキャッシュバックで実質負担費用は安い一方、キャッシュバックがある分、GMOとくとくBBの月額利用料金プランは他プロバイダと比較して高い点に注意が必要で、GMOとくとくBBをおすすめしづらい理由です。
当サイトおすすめのBroad WiMAXの場合、月額料金プランが他と比較して安い
当サイトおすすめのWiMAXプロバイダ・Broad WMAXはGMOとくとくBBと違い、キャッシュバックはないものの他と比較して月額料金プランが安いプロバイダ。WiMAXの月間データ通信量7GB制限プランの場合は月額料金2,000円台、月間無制限・ギガ放題プランは月額料金3,000円台と割引価格の安い月額料金でポケットWiFiを契約・利用できる点がメリットです。
新規契約時にモバイルWiFiルーター最新機種W06も無料提供で、さらに当サイト経由のBroad WiMAXの契約・申し込みはAmazonギフト券プレゼントキャンペーンの適用対象。
ポケットWiFi・WiMAXの契約でおすすめのBroad WiMAXの月額料金プランの詳細や当サイト限定Amazonギフト券キャンペーン情報は下記ページで確認ください!
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2020年発売!WiMAXモバイルルーター最新機種WX06もおすすめ

WiMAXモバイルルーター最新機種WX06
2020年発売のWiMAXモバイルルーター最新機種WX06は、WiMAXのW06機種と比較してやや速度が遅いためランキング2位ですが、人気・おすすめの国産NEC製端末。下り最大速度440Mbps、上り最大速度75Mbps対応で、バッテリー容量が大きく連続通信時間が長い点がメリットのモバイルWiFiルーター機種です。
もちろんWiMAXのギガ放題プラン契約で月間データ通信量無制限で利用でき、またauの4G LTE回線にも対応しています。
WiMAXのモバイルルーター最新機種WX06(NEC製)の仕様・スペック
WX06機種はNEC製モバイルルーター最新機種で、WiMAXの通信速度スペックがW06機種と比較して遅い点がデメリット。一方、連続通信時間11.5時間と長時間利用可能なポケットWiFi端末の仕様がおすすめポイントの機種です。
モバイルWiFiルーター機種 | Speed Wi-Fi NEXT WX06 |
---|---|
下り最大速度 | 440Mbps |
上り最大速度 | 75Mbps |
通信回線 | WiMAX2+・au 4G LTE回線 |
連続通信時間 | 11.5時間 |
連続待受時間 | 700時間 |
重量 | 127g |
製造メーカー | NECプラットフォームズ株式会社 |
月額利用料金プラン | 月間データ量7GB制限プラン:月額2,726円~ 月間無制限・ギガ放題プラン:月額3,411円~ ※契約プロバイダにより、月額利用料金プランやキャッシュバックなどキャンペーン内容が違う |
WiFiルーターのバッテリー容量が比較的大きく、長時間利用が可能
WiMAXのモバイルルーター最新機種WX06の特徴はバッテリー容量の大きさ。ノーマルモードの連続通信時間は11.5時間と主要ポケットWiFiルーター機種と比較して最長、省電力モード・エコモード設定で13時間まで利用時間を延ばすことも可能。外出先でバッテリーを心配せず比較的長時間で利用したい場合に、おすすめのモバイルWiFiルーター端末です。
専用クレードルとセット利用で自宅・室内の無線電波受信感度が向上

モバイルルーターWX06機種専用クレードル
他ポケットWiFiが利用するLTE電波と比較してWiMAXの電波はやや自宅や室内で弱い点がデメリットですが、これを補うのがWX06機種専用クレードル。クレードルはモバイルWiFiルーターの充電器のような機器で、WX06専用クレードルは無線電波の受信感度を向上させるWウィングアンテナ(補助アンテナ)を内蔵、モバイルルーターとクレードルをセット利用すれば自宅室内でも快適なインターネット接続を期待できます。
比較して、WiMAXのモバイルルーターW06機種には同様のクレードルが無く、特に室内での電波の繋がりやすさを重視する場合は最新機種WX06がおすすめ。
モバイルルーターを有線接続で使用するならクレードル購入がおすすめ
モバイルルーターとクレードルのセット利用のメリットの1つが、LANケーブルで有線接続可能な点。例えば、無線WiFiに対応していないノートパソコンの場合、モバイルルーターと直接接続できませんが、クレードルがあればLANケーブルを使って有線接続、インターネット通信が可能です。
有線接続の場合は無線WiFiと比較して通信が安定する点もおすすめで、インターネットの安定性を重視する場合はクレードルの追加購入・モバイルルーターとのセット利用がおすすめです!
端末購入価格が無料(0円)のプロバイダが多いのもおすすめポイント
多くのWiMAXプロバイダで新規契約時のモバイルWiFiルーター購入代金は0円と、最新機種WX06やW06も無料提供対象なのもおすすめポイント。ただし、UQ WiMAXはルーター購入が有料で価格15,000円と高額。UQ WiMAXは他プロバイダと比較して月額料金プランも高く、価格面でポケットWiFi契約先におすすめでない点に注意が必要です。
おすすめランキング3位はドコモ(docomo)のWi-Fi STATION SH-52A

Wi-Fi STATION SH-52A
モバイルWiFiルーター比較のおすすめランキング3位がドコモ(docomo)のモバイルルーター最新機種で2020年6月発売のWi-Fi STATION SH-52A。ドコモの5G・PREMIUM 4G・LTE回線など各通信方式に対応、広いエリアで電波受信・ルーター利用が可能で、通信速度も高速なおすすめポケットWiFi端末です。
2020年6月発売・ドコモ(docomo)のWi-Fi STATION SH-52A(シャープ製)
2020年6月発売のドコモ(docomo)のモバイルWiFiルーター最新機種で注目は5G通信時の下り最大速度が4.1Gbpsと高速な点で、4G通信でも下り最大速度は1.7GbpsとWiMAXと比較して高速。一方、連続通信時間や待受時間が比較的短いなどバッテリー性能面や、重量が重い点がデメリットで、価格が高い点でもおすすめしづらいポケットWiFi機種です。
モバイルWiFiルーター機種 | Wi-Fi STATION SH-52A |
---|---|
下り最大速度 | 4.1Gbps(5G通信時)/1.7Gbps(4G通信時) |
上り最大速度 | 480Mbps(5G通信時)/131.3Mbps(4G通信時) |
通信回線 | docomo 5G・PREMIUM 4G・LTE回線 |
連続通信時間 | 約5時間 |
連続待受時間 | 200時間 |
重量 | 268g |
製造メーカー | シャープ |
下り最大速度4.1Gbps、docomoの5G回線対応のおすすめポケットWiFi
ドコモ(docomo)のモバイルルーター最新機種Wi-Fi STATION SH-52Aの最大メリットが下り最大速度4.1Gbpsが可能な5G回線対応のポケットWiFiの点。一方、2021年2月現在はまだdocomoの5G対応エリアは狭く、利用は主に4G LTE回線。それでも他のポケットWiFiサービスやモバイルルーター端末と比較して高速な通信速度を利用できる点ではおすすめ機種です。
またドコモのモバイルWiFiルーターのメリットは他サービスと比較して広い対応エリアですが、5GやPREMIUM 4Gの電波に接続できないエリアでLTE通信の場合は速度が遅い場合もある点に注意が必要です。
他ポケットWiFiと比較して高い月額利用料金がdocomoのデメリット
一方、ドコモ(docomo)でポケットWiFiルーターを契約する最大のデメリットが月額料金。WiMAXは月間通信量制限なし・ギガ放題プランが実質月額利用料金3,000円台と比較して、ドコモの5Gギガホプラン(月間データ容量100GB制限)は月額料金7,650円と高額な費用がおすすめしづらい理由。
データ通信は高速でも5G対応エリアは限られ、他ポケットWiFiと比較して月額費用負担も高く、万が一データ通信量上限に達すると通信速度が最大3Mbpsに制限されます。この速度制限は追加料金の支払いなどで解除できない点にも注意が必要です。
モバイルルーター端末の価格が高い点もおすすめしづらく注意が必要
他の多くのポケットWiFiはモバイルルーター端末が無料提供なのと比較して、最新機種Wi-Fi STATION SH-52Aをドコモのオンラインショップで購入すると価格が68,904円と高額。速度スペックは魅力のモバイルルーター機種ですが、高い月額料金に加えて端末代金も高額な点でおすすめしづらく注意が必要です。
大容量で料金も安い!クラウドSIM対応モバイルルーターU3機種

クラウドSIM対応モバイルルーターU3機種
モバイルルーター機種の性能は高くない一方、Mugen WiFiやギガWi-FiなどクラウドSIMを利用した大容量ポケットWiFiサービスで使えるおすすめ機種がU3。月間データ通信容量100GBプランなどを契約可能で、WiMAXと比較して3日間の通信容量の制限なしがおすすめポイントです。
使用するモバイルルーター機種U3の特徴が内部にSIMカードが無いクラウドSIM技術で、ドコモ・ソフトバンク・auの3キャリアの回線に自動接続でき、対応エリアが広く、月額料金3,050円と安い価格のポケットWiFiの点もおすすめ理由の1つです。
モバイルルーターU3機種を利用するクラウドSIM型ポケットWiFiは、以前は完全無制限のサービスを提供していましたが、通信障害や端末在庫不足で無制限プランの新規申込受付を停止するサービスが増加。2021年2月現在のおすすめは、月間データ量100GBの大容量プランで新規契約可能なMugen WiFiです。
クラウドSIM搭載で3キャリアの回線に対応!U3機種の性能・スペック
Mugen WiFiやギガWi-Fiで使用するモバイルルーター機種の性能・スペックでおすすめの特徴が、クラウドSIMによる3キャリアの通信回線への対応。特定キャリアの通信回線に依存しない点がメリットのおすすめ機種の一方、通信速度はWiMAXなど他ポケットWiFiと比較して遅い点がデメリットです。
モバイルWiFiルーター機種 | U3 |
---|---|
下り最大速度 | 150Mbps |
上り最大速度 | 50Mbps |
通信回線 | ドコモ(docomo)・ソフトバンク(Softbank)・auの4G LTE回線 |
連続通信時間 | 12時間 |
重量 | 125g |
製造メーカー | uCloudlink |
月額利用料金 | データ通信量100GBプラン:月額3,050円(Mugen WiFiの場合) |
Mugen WiFiの特徴は大容量でエリアも広く、海外でも使えるポケットWiFi
モバイルルーター端末のスペックは高くないものの、ポケットWiFiサービス・Mugen WiFiの特徴は大容量で3日間の通信量制限が無い点。人気ポケットWiFi・WiMAXのギガ放題プランは月間通信容量無制限でも直前3日間の通信容量は10GBまでの制限がデメリットで、比較して制限が無く使える点がMugen WiFiのおすすめポイントです。
また利用エリアの電波状況に応じ、ドコモ・ソフトバンク・au回線から繋がりやすい回線が自動選択され、広いエリアで繋がりやすいモバイルルーター機種の点もおすすめ。さらに、Mugen WiFiのモバイルルーターは海外旅行で使える点も他サービスとの比較でおすすめの特徴です(ただし、海外利用には別料金が必要)。
通信速度が遅いモバイルルーターの点がおすすめしづらいデメリット
一方、Mugen WiFiのデメリットはモバイルルーターの通信速度スペック。U3機種は下り最大速度150Mbps対応、上り最大速度50Mbps対応と、WiMAXやドコモのモバイルルーター最新機種と比較して遅い点がおすすめしづらく、注意が必要です。
とは言え、大容量で3キャリア対応のモバイルルーターは魅力。2021年2月のおすすめポケットWiFi・Mugen WiFiの月額料金プランや評判・口コミなど詳しい情報は下記ページをご確認ください!
【対応エリアの広いポケットWiFi機種】 |
ソフトバンク系のポケットWiFiルーター端末ならPocket WiFi 803ZT

Pocket WiFi 803ZT
ソフトバンク(Softbank)の4G LTE回線対応のモバイルルーター機種・Pocket WiFi 803ZTは、ポケットWiFiサービス・Y!mobile(ワイモバイル)で利用可能なおすすめ機種。
通信速度比較でWiMAXのモバイルルーターWX06を上回る一方、最大速度の対応エリアが狭い点は注意が必要なデメリットですが、他のポケットWiFiルーター端末と比較してバッテリー容量も十分で連続通信時間も長いなど、性能面でおすすめ機種の1つです。
ソフトバンクLTE対応モバイルルーター・Pocket WiFi 803ZT(ZTE製)
ポケットWiFiルーター803ZT機種の速度スペックは下り最大866Mbpsですが利用可能な対応エリアは一部で、上り最大速度も37.5MbpsとWiMAXのモバイルルーターW06機種と比較して遅い点はデメリット。
モバイルWiFiルーター機種 | Pocket WiFi 803ZT |
---|---|
下り最大速度 | 866Mbps |
上り最大速度 | 37.5Mbps |
通信回線 | ソフトバンク(Softbank)4G LTE回線 |
連続通信時間 | 約12時間 |
連続待受時間 | 1,590時間 |
重量 | 153g |
製造メーカー | ZTE |
Y!mobileのポケットWiFi契約で利用可能なモバイルルーター機種
Pocket WiFi 803ZTは、Y!mobile(ワイモバイル)のポケットWiFiサービス契約で利用可能なモバイルルーター機種。Y!mobileでは月間データ容量7GB制限プラン・Pocket WiFiプラン2の契約で803ZTを利用でき、またアドバンスモード通信が可能となるアドバンスオプションも追加可能。
ただし、アドバンスオプション追加後のポケットWiFiの月額料金は4,000円以上と、WiMAXの月間通信量無制限・ギガ放題プランの月額利用料金が3,000円台と比較して、費用が高額なポケットWiFiです。
USBケーブル接続での利用時、下り最大通信速度988Mbpsが可能
ポケットWiFiルーター端末・803ZT機種は下り最大通信速度988Mbpsが利用可能ですが、これはUSBケーブル接続での利用時。無線WiFi接続時は下り最大速度866Mbps対応と、WiMAXの下り最大速度と比較してやや遅い点が注意点。
アドバンスモード対応エリアの範囲がLTEと比較して狭い点がデメリット
ソフトバンク系のポケットWiFiでアドバンスオプションの利用メリットは、アドバンスモードによる高速通信が可能なほか、アドバンスモード通信を月間データ量無制限で利用できる点。
月間通信容量制限なしはWiMAXのギガ放題プランと同様ですが、問題はアドバンスモードで通信可能な対応エリアの範囲がWiMAXやLTE回線の電波と比較して狭い点。通信量無制限でも、アドバンスモードに接続できなければ月間データ容量7GB制限のモバイルルーター。多くのエリアでおすすめできない端末の点が注意すべきデメリットです。
自宅用無線LANに据え置き型ホームルーター端末を選ぶのもおすすめ
以上、各ポケットWiFiサービスのおすすめモバイルルーター機種を比較しましたが、自宅用の無線LANやインターセット接続方法を検討中の場合、据え置き型ホームルーター端末を選ぶのもおすすめ。
持ち歩き可能なモバイルルーターと比較して大型、常に電源接続が必要なWiFiルーターですが、電波受信が安定、有線LAN接続も可能など自宅インターネットにおすすめがホームルーター端末です。
WiMAXやソフトバンクエアーなどの据え置き型WiFiルーター

ホームルーターWiMAX HOME 02
自宅のネット利用におすすめの据え置き型ホームルーターですが、ポケットWiFiの中でも提供は一部サービスのみ。代表的な機種はWiMAXのホームルーター最新機種で2020年発売のWiMAX HOME 02やL02、ソフトバンクエアーのAirターミナル4です。
特にWiMAXの据え置き型WiFiルーターL02は下り最大速度1Gbps対応と固定回線と比較しても遜色のない高速端末で、ギガ放題プランを契約すれば月間通信量無制限で利用可能なおすすめ機種。インターネット利用が主に自宅の場合、持ち歩き可能なポケットWiFiルーターと比較して自宅・室内での電波受信が安定しやすいホームルーター利用もおすすめです。
一人暮らしや引っ越しの多い方に固定回線と比較しておすすめ
WiMAXなどのポケットWiFiサービスで契約時に据え置き型WiFiルーターを選ぶ人が増えていますが、理由はフレッツ光など固定回線と比較して月額利用料金が安い上、回線工事も不要だから。
据え置き型WiFiルーターでポケットWiFiを契約、端末を電源に接続するだけで自宅で無線インターネットが可能なため、特に一人暮らしや引っ越しの多い方におすすめの機種です。
以上、主要ポケットWiFiサービスのモバイルWiFiルーターおすすめ機種を比較、また自宅利用向けの据え置き型WiFiルーターも紹介、ルーター端末の性能比較のポイントを徹底解説しました。
ポケットWiFiのおすすめルーター機種の比較方法が分かれば、後は料金プランやキャンペーンの比較。特に当ページでおすすめのWiMAXのモバイルWiFiルーターを最安価格で契約するにはプロバイダの料金比較が重要です。WiMAXプロバイダの最新料金・キャンペーン情報や価格比較は当サイトでご確認ください!
【最新料金・お得なキャンペーン情報】 |
※本ページで紹介した各モバイルルーター機種の製品仕様詳細は、以下の各メーカー公式サイトの情報を参照しています。
モバイルルーターW06機種(Huawei)
モバイルルーターWX06機種(NECプラットフォームズ)
Wi-Fi STATION SH-52A(シャープ)