【比較】ワイファイの定義~WiMAXとポケット型WiFiの違い

【比較】ワイファイの定義~WiMAXとポケット型WiFiの違い
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Wi-Fi

自宅や外出先でのインターネット接続に必要なWiFi(ワイファイ)やWiMAX(ワイマックス)。2つを比較して、どちらも無線の接続方法ですがインターネット通信の定義や仕組みは違います。
 
自宅や外出先でWiFi・インターネットを利用したい場合、WiMAXのモバイルルーターや他のポケット型WiFiを比較したり、自宅用のホームルーターや固定回線契約を考える方も多い一方、WiFiやWiMAXの違いがよく分からない方も。
 
このページではWiFiとWiMAXの定義や違いから、ポケット型WiFiやモバイルワイファイなど「WiFi」が付く通信サービスとWiMAXの内容を比較、違いを徹底解説します。

WiFiは接続方式、WiMAXは通信方式についての用語という違い

WiFi(ワイファイ)の定義は「複数のIT機器間でケーブルによる有線接続でなく、無線でデータ通信するための規格・方式」で、無線通信機能を持つIT機器を製造する際の決め事。
 
例えば、職場や自宅でLANケーブルなしでの無線インターネット接続に必要なのがWiFi接続方式で、この方式で製造されたスマホやノートPC、プリンター、無線LANルーターやWiMAXルーターなどの機器は無線WiFiで接続・相互通信が可能です。
 
このようにWiFiはIT機器間の接続方式についての用語の一方、WiMAXは携帯電話やスマホの4G・LTE通信のようにインターネット通信を表す用語の点が違いです。

WiFi接続にはスマホや無線ルーターなど対応したIT機器が必要

スマートフォンや携帯電話、ノートパソコンなどIT機器の多くがWiFi通信に対応、自宅にWiFi接続可能なルーターを設置すれば家のどこからでもWiFi経由でインターネットに接続でき、これはスマホやノートPCなどWiFi対応機器とインターネット通信の固定回線(光回線やケーブルテレビ会社の提供回線)をルーター経由で接続する方法で実現できます。

WiFi以外の接続方法~LAN・USBケーブルやBluetoothとの違い

ちなみにパソコンやスマホとプリンター、インターネット回線の接続方法には、WiFi以外にLANケーブルやUSBケーブルを使った有線接続の方法もあります。有線接続の方法はWiFiの無線接続と比較して通信が安定し、高速な点が違いですが、ケーブルの届く範囲でしか使えない点がデメリット。
 
またWiFiと同様の無線接続方法にはBluetoothを使う方法もありますが、Bluetoothは規格上通信速度が1Mbps前後とWiFiと比較して遅い点が違いでありデメリットです。

WiMAXの定義はインターネット通信回線の1つの種類

WiMAX一方、WiMAXの定義はインターネット接続のための通信回線の1つの種類で、特定周波数の電波を使用する通信方式。WiMAX契約時に提供されるWiMAX通信専用のルーター端末は、利用場所の近くにあるWiMAX基地局の電波を受信、相互通信してインターネット接続を可能にします。
 
またスマホや携帯電話、ノートPC、iPadなどタブレットとWiMAXルーターは無線(WiFi)接続。「WiFiでインターネット通信」に見えますが、実際はルーターにWiFiで接続しているだけでインターネット通信にはWiMAX回線を使っています。

WiMAX以外のポケット型WiFiは4G LTE回線を使う通信サービスの点が違い

WiMAXと同様に小型のモバイルルーターを使用するインターネット通信サービス・ポケット型WiFiは、WiFiが付くものの多くがスマホや携帯電話と同じ4G LTE回線を使う通信サービス。WiMAXと比較して、タブレット端末やノートPCとルーター間のWiFi接続は同じですが、インターネット通信回線は4G LTEの点が違いです。
 
WiMAXの電波と比較して4G LTEの電波は高い建物などに遮られにくい、室内にも入りやすいなどの違いもあります。

WiFiとWiMAXは単純比較できない

以上、接続方式のWiFiと通信回線の1つであるWiMAX(あるは4G LTE)は単純比較できません。例えば「WiMAXを契約する」とは言えても、「WiFiを契約」は少し変です。

ただし「ポケット型WiFi」や「モバイルワイファイ」などのサービス名が浸透、WiMAXもその1つで、WiFiとWiMAXのどちらが良い?との質問が多いのも実際のところ。

以下、WiFiと名が付く各種通信サービスとWiMAXを比較、違いを解説します。

①自宅ネット環境の無線WiFi化とWiMAXの比較

自宅でWiFiインターネットを利用したい場合、光回線やケーブルテレビ会社提供のインターネット接続サービスを契約、かつ無線LANルーター製品を設置するのが1つの方法ですが、WiMAXを利用する場合と比較して違いは何でしょうか?

特に家族が多い、安定かつ大容量のデータ通信が必要な場合、自宅で光回線を契約し、無線LAN(WiFi)ルーターの準備がおすすめ

逆に1人暮らしや夫婦2人などの場合や引っ越しの多い方の場合、自宅の光回線契約や開通工事、WiFi環境準備の手間と比較して、WiMAX(ワイマックス)やポケット型WiFiサービスのモバイルルーター・ホームルーターの契約もおすすめです。
 
一般に光回線の利用料金やプロバイダ費用が月額4,000円~6,000円と比較して、WiMAXは実質月額料金3,000円台でインターネットを利用でき、引っ越ししても契約・使用を継続できる点などが違いです。

固定回線・WiFiでのインターネット接続利用がおすすめの場合

以下のような場合、WiMAXと比較して固定回線での自宅WiFiインターネット接続の準備がおすすめです。

自宅に安定かつ高速のWiFiインターネット環境が必要

仕事でWiFiインターネットを利用する方、オンラインゲームや高画質動画を長時間視聴したい方は自宅に固定回線がおすすめ。WiMAXと比較して光ケーブルなど有線回線の方が通信状態が安定・高速なのがおすすめ理由です。

家族が多く、1人1台WiMAX・ポケット型WiFiの端末契約は非経済的

持ち歩きできるWiMAXのモバイルWiFiルーターは外出時のネット利用にも使える点が固定回線との違いですが、大人数家族の場合は1人1台のポケット型WiFi契約と比較して固定回線が経済的。ただWiMAXには自宅用の据え置き型ホームルーター端末もあり、WiMAXの圏内エリアで安い料金でインターネットを利用したい場合は、固定回線と比較してWiMAXのホームルーターの使用もおすすめです。

WiMAXの電波の対応エリア外・圏外の場所で利用する場合

日本全国の主要都市で人口カバー率99%以上と広い対応エリアで接続・利用できるWiMAXですが、地方や山間部などWiMAXの電波が圏外のエリアも。その場合は、固定回線かWiMAX以外のポケット型WiFiが必要です。

固定回線と比較してWiMAXを選ぶのがおすすめの場合

逆に以下のような場合は、固定回線と比較してWiMAXやポケット型WiFi契約を選ぶのがおすすめです。

固定回線の契約や開通工事などの手続き・立ち会いが面倒

引っ越し直後など、早く手間をかけずにインターネットを開通させたい場合、固定回線と違い開通工事が不要で最短申し込み当日にWiFiルーター端末を入手できるWiMAXを選ぶのがおすすめです。

WiFiインターネットの利用費用をできるだけ安く、節約したい

固定回線と比較して月額利用料金が安いのはWiMAXやポケット型WiFi。データ通信容量無制限・ギガ放題プラスプランの実質月額料金が3,000円台と、できるだけWiFiインターネットにかかる費用を安く、節約したい方におすすめはWiMAXなどのポケット型WiFiです。

どこでも高速・大容量のインターネットを使いたい

外出先でもWiFiインターネットを利用できるかが固定回線とWiMAXの違いで、ノートPCやiPadなど複数の機器・製品があり、外出先でも高速・大容量のインターネットを使いたい場合にWiMAXはおすすめです。

引っ越しが多い場合、WiMAXのホームルーター製品の使用もおすすめ

一方、引っ越しが多い場合やネット利用が主に自宅のみの場合も、固定回線と比較してWiMAXがおすすめ。理由は、WiMAXでは据え置き型のホームルーター製品も使用できるからです。
 
WiMAXのホームルーターがあれば自宅でWiFiインターネットが可能で、最新製品を使用すれば通信速度も下り最大4.2Gbpsと固定回線と同レベル。特に引っ越しが多い場合、工事不要の自宅のWiFiネット環境としてWiMAXのホームルーター利用がおすすめです。

【まとめ】
1人暮らしなど、外出中も(ノートPCやiPad等のタブレットで)インターネットを利用かつ通信費用を節約したい場合、固定回線契約によるWiFiインターネットと比較して、自宅でも外出先でも利用できるWiMAXやポケット型WiFiがおすすめ。

②公衆無線LAN(Wi-Fiスポット)とWiMAXの違い

WiFiを利用したインターネット接続方法の1つが、公衆無線LAN(Wi-Fiスポット)の利用。公衆無線LANとは飲食店やコンビニ、駅や空港で利用可能な無線Wi-Fiサービスで、都市エリアを中心に普及が進み、無料サービスや月額料金数百円で利用可能な有料サービスも。この公衆無線LANのWi-Fiを利用すれば、WiMAXなしでも大丈夫?と考える方も。

以下、公衆無線LAN(Wi-Fiスポット)とWiMAXを比較、メリット・デメリットの違いを紹介します。

利用可能なWi-Fiスポットが限定的な点はデメリット

拡大中とは言え、公衆無線LANを利用可能なWi-Fiスポットはまだ限定的な点はデメリットで、電波を受信でき、ネット利用可能なエリアが広いWiMAXと比較して使えるエリアは限られます。
 
また不特定多数のユーザーが使用する公衆無線LANは、ネットワークの混雑次第で通信速度が遅い場合も。比較してWiMAXは自分専用のルーターを使った接続で安定・快適に利用できる点がメリットで、セキュリティ面の比較でも多数のユーザが使用するWi-FiスポットよりWiMAXは安心です。

WiMAXやポケット型WiFiと併用する方法が効果的

WiMAXと比較して公衆無線LANを利用したWiFi接続のおすすめポイントは、無料または安くインターネット利用が可能な点。例えば、月間データ通信容量に制限のあるWiMAXの料金プランや他のポケット型WiFiを利用中の場合、公衆無線LANの併用は費用の節約方法になる可能性も。
 
無料Wi-Fiスポットがある場所では利用、公衆無線LANが使えない場所ではWiMAXやポケット型WiFiを使用する方法は、接続先変更の手間はあるものの自分のWiMAXやポケット型WiFiの通信容量を最低限にし、料金を節約できる方法です。

【まとめ】
公衆無線LAN(Wi-Fiスポット)で、いつでもどこでもインターネット接続可能にするのは困難。むしろ、Wi-Fiスポットを併用する活用方法がデータ容量の節約に効果的

③ポケット・モバイルWiFiとWiMAX(ワイマックス)の違いを比較

自宅でも外出先でも利用できるポケット型WiFiやWiMAX(ワイマックス)は、モバイルWiFiルーターを使って、どこでもインターネット接続可能なサービスです。
 
ただしポケット型WiFiには使用する回線の違いによりドコモ(docomo)系サービスやソフトバンク(softbank)系サービスがあり、WiMAXにはUQ WiMAXなど20社以上のプロバイダも。比較・検討して違いを理解する必要があります。
 
以下、主要ポケット型WiFiサービスを紹介、WiMAXとの比較や違いを解説します。

ポケットWiFiはY!mobile(ワイモバイル・旧Emobile)の登録商標

ポケットWiFiとはY!mobile(ワイモバイル)の登録商標・商品名で、Y!mobileが提供するサービスの名称。またY!mobileは、イーモバイル(Emobile)・ウィルコム(WILLCOM)というモバイルWiFi企業をソフトバンクが吸収合併して生まれたサービスです。
 
厳密にはWiMAXやドコモ、ソフトバンクが提供するモバイルWiFiルーターはポケットWiFiではないのですが、Y!mobileが提供するポケットWiFiの認知が広がり、現在は同様のサービス全体が「ポケットWiFi」と呼ばれることもあります。

当サイトもモバイルルーターを使うサービスの総称として「ポケット型WiFi」という単語を使用します。

WiMAX以外の主なポケット型WiFiの一覧

以下、WiMAX以外の主なポケット型WiFiサービスを紹介します。大手携帯電話会社の中でauの場合は公式モバイルWiFiサービスがWiMAXのため、以下、ドコモとソフトバンクのサービスを比較します。

ドコモ(docomo)系ポケット型WiFiサービスの内容比較

ドコモ回線を利用するポケット型WiFiサービスには、ドコモ公式のモバイルWiFiのほか、同じドコモ回線を安い料金で使えるスマモバ・Cmobile(シーモバイル)などがあります。各サービス内容の比較は以下の通りです。

商品・サービス 特徴 主なルーター端末 通信速度 月額料金
ドコモのギガプラン docomoの4G LTE/5G回線を使用
2019年からの新料金プランでやや安くなったもののデータ通信費用が高い点が他サービスとの違い
Wi-Fi STATION SH-54C 受信時最大速度4.9Gbps ギガライト(月間1GB~):2,178円~
5Gギガホプレミア(無制限):7,315円
Cmobile(シーモバイル) docomoのLTE回線(Xi回線)対応
月間データ通信容量無制限プランでも3日間2GB制限で月間データ量は実質20GB制限
富士ソフトFS030W 下り最大速度150Mbps Cmobileプラス Xi 使い放題プラン(3日間2GB):3,960円
スマモバ(Smart Mobile Phone) ※dドコモ回線を利用できるプランは終了しました

ソフトバンク(Softbank)系のポケット型WiFiサービス比較

ソフトバンク回線を利用するポケット型WiFiサービスには、ソフトバンク本体のモバイルWiFiとワイモバイル、縛りなしWi-Fiなどがあります。

商品・サービス 特徴 主なルーター端末 通信速度 月額料金
ソフトバンク:データメリハリ無制限 SoftBank 4G LTE/5G回線に対応
月間データ容量無制限
Pocket WiFi 5G A004ZT 下り最大速度3.0Gbps 7,238円
ワイモバイル SoftBank 4G LTE/5G回線に対応
通信速度が遅い、速度制限解除に500MBあたり500円が必要
Pocket WiFi 5G A102ZT 下り最大速度2.4Gbps 月間7GB:4,065円
縛りなしWiFi SoftBank 4G LTEエリアに対応
通信速度が遅い、速度制限は解除できない
FS030W 下り最大速度150Mbps 月間20GB:2,600円

縛りなしWiFiは安い月額料金で使えると人気

縛りなしWiFiのロゴポケット型WiFiサービスの中でもソフトバンク4G LTE回線を利用可能なWiFiルーターを安い月額料金で使える縛りなしWiFiは人気。月額2,000円台でポケット型WiFiを使える点がポイントで、安い料金でモバイルWiFiルーターを利用したい場合のおすすめサービスです。
 
比較するとドコモのモバイルWiFiサービスは高額で、ソフトバンクの提供する公式サービスも縛りなしWiFiと比較して高い月額料金です。

月間データ通信容量の上限を超えると速度制限がかかるプラン

ただし縛りなしWiFiの通常プランは1日2GB制限、ライトプランは月間データ通信容量20GB制限で、超過時は通信速度が低下し、速度制限がかかります。また追加料金の支払いなどで速度制限を解除できない点にも注意が必要。
 
WiFiルーターを使って動画を観たり、パソコンと接続して使う場合、月間20GB制限のデータ通信量を超過する可能性もあり、通信量の多い方には注意が必要なポケット型WiFiです。

WiMAXのメリットは実質月額3,000円台かつデータ通信容量無制限のギガ放題プラスプラン

WiMAXにも月間通信量7GB制限のプランがあり、他のポケット型WiFiと同様、月額料金2,000円台で利用可能。ただし、他のポケット型WiFiと比較してWiMAXのメリットで、おすすめ理由はデータ通信容量無制限のギガ放題プラスプランを月額料金3,000円程で利用できる点。
 
ワイモバイルにもデータ通信容量無制限の料金プランがありますが、実際は無制限で通信できるエリアが限定され、通常モードの通信は月間7GB制限と、WiMAXのギガ放題プラスプランと比較して制約が多いサービスです。

auユーザーの場合、スマートバリューで最大月額1,100円の料金割引

auのケータイやスマホを利用中のauユーザーの場合、WiMAX契約と同時にauスマートバリューという割引プランを申請可能。auで利用中のケータイ・スマホから最大月額1,100円が利用料金より割引され、auユーザーはWiMAXのギガ放題プラスを実質月額3,000円程で利用できます。

データ通信量が多い場合、インターネット使い放題でかつ月額費用の安いポケット型WiFiがWiMAXのギガ放題プラスプラン以外にないのも、WiMAXのおすすめ理由の1つです。

都市エリアでの電波の繋がりやすさに大きな違いはない

WiMAXの対応エリアは急速拡大中で、主要都市エリアを中心に99%の人口カバー率。ドコモやソフトバンクのポケット型WiFiが使用する4G・LTEネットワークと比較して地方や山間部で電波の繋がりにくいエリアがあるものの、都市部エリアの比較では同程度の対応で大きな違いはありません。

Softbankの4G LTE/5G対応エリアマップ

ソフトバンク系ポケット型WiFiの対応エリアマップ
マップの黄色のエリアは4G LTE対応、ピンク色のエリアは5G対応(2024年秋以降の展開予定含む)

ソフトバンク(Softbank)系のポケット型WiFiが利用する4G LTE対応エリア(黄色)は、首都圏はほぼ全域が対応エリア。また5G対応エリア(ピンク色)も拡大中です。

ポケット型WiFi・ワイモバイルの無制限オプションに注意

ポケット型WiFi・ワイモバイルで月間データ通信容量無制限のアドバンスオプションを追加すると、アドバンスモードの電波を受信できるエリアで無制限のネット利用が可能ですが、アドバンスオプションの追加で月額料金は4,000円台とWiMAXのギガ放題プラスプランと比較して高いポケット型WiFi利用料金にも注意が必要です。

WiMAXのサービスエリアマップ

WiMAXの5G対応エリアマップ
WiMAXの5Gエリアマップ(東京周辺・2024年夏以降の対応予定エリアも含む)

WiMAXもソフトバンクの4G LTEと同様、首都圏はほぼ全域が対応エリア。WiMAXのギガ放題プラスプランを契約すれば対応エリア内でインターネット通信をデータ通信容量無制限で利用可能です。

WiMAXではauの4G LTE回線・プラスエリアモードを利用可能

地方エリアはWiMAXの電波が繋がりにくく、比較して他のポケット型WiFiが繋がりやすいとの評判もありますが、WiMAXのメリットはauの4G LTE回線を利用するプラスエリアモードを使える点。
 
ルーター端末の通信モードの設定をプラスエリアモードに変更すると、通常モードの電波(WiMAX2+回線、au 4G LTE/5G回線)と同時に、より広いエリアに対応したauの4G LTE回線も使ってインターネット通信するため、WiMAXの電波が圏外でもauの4G LTE対応エリアでは通信が可能です。

プラスエリアモードを利用すれば、ドコモ・ソフトバンク系のポケット型WiFiと同様、WiMAXを広いエリアで快適に利用できます

通信速度比較ではWiMAX以外のポケット型WiFiの方が遅い

WiMAXの通信速度は最新機種を使えば下り最大3.9Gbps(3,900Mbps)と高速。ドコモ・ソフトバンク系のポケット型WiFiはWiMAXと同様に5G対応のため、下り(ダウンロード)通信速度は2Gbps越えで高速ですが、一方で4G対応の多くのポケット型WiFiはWiMAXと比較して通信速度が遅い点がデメリットです。

WiMAXモバイルルーター最新機種は下り最大速度3.9Gbps(3,900Mbps)対応

WiMAXの5G対応ルーター・Speed Wi-Fi 5G X12
下り最大速度3.9Gbps(3,900Mbps)対応!
WiMAXの5G対応ルーター・Speed Wi-Fi 5G X12

WiMAXのモバイルルーター最新機種で2023年発売のSpeed Wi-Fi 5G X12は下り最大速度3.9Gbps(3,900Mbps)、上り最大速度183Mbps対応のおすすめ機種で、WiMAX回線に加えてauの5G 回線も使用でき、他のポケット型WiFi端末と比較して高速な通信速度が違い。WiMAXの新規契約では、多くのプロバイダでこのモバイルWiFi端末を提供中です。
 
またWiMAXには2021年発売のモバイルWiFiルーター最新機種Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01もありますが、下り最大速度2.2Gbps対応とX12機種と比較して速度が遅い点が違いです。

UQ WiMAX含め多くのWiMAXプロバイダではルーター端末の購入が必要

UQ WiMAXのロゴ
WiMAXプロバイダの「本家」
UQコミュニケーションズのUQ WiMAX

人気のポケット型WiFi・WiMAXは、UQコミュニケーションズ運営元のUQ WiMAXだけでなく家電量販店やインターネットサービスプロバイダなど20社以上のプロバイダで契約できます。以前は端末価格無料キャンペーンを実施するプロバイダもありましたが、現在はUQ WiMAX含め多くのWiMAXプロバイダで新規契約時にモバイルルーター端末やホームルーター端末の有料購入が必要です。

WiMAXの契約はUQコミュニケーションズ以外のプロバイダがおすすめ

WiMAXはどのプロバイダ契約でも同じWiMAX回線を利用するポケット型WiFiサービス。UQコミュニケーションズが回線を貸し、各プロバイダはそれを利用して通信サービスを提供するMVNO(自社で通信設備を持たない通信事業者)です。
 
通信速度や対応エリアはどのプロバイダでも同じですが、WiMAXの利用料金プランやキャッシュバックなどキャンペーン内容に違いがあり、料金の安いプロバイダの契約がおすすめです。

【まとめ】
対応エリアや通信速度の比較でポケット型WiFiとWiMAXで大きな違いはなく、比較ポイントはデータ通信容量と料金。他のポケット型WiFiよりおすすめはWiMAXのギガ放題プラスプランで、特にauユーザーにおすすめのポケット型WiFiはWiMAX!

ポケット型WiFiからWiMAXへの乗り換えならGMOとくとくBB WiMAXがおすすめ

GMOとくとくBBWiMAXの契約では各プロバイダの料金やキャッシュバックなどのキャンペーン比較が重要ですが、中でも安い料金で利用できるのが当サイトおすすめのGMOとくとくBB WiMAX
 
新規契約でもおすすめですが、他社のポケット型WiFiやインターネット回線サービスを解約してGMOとくとくBB WiMAXへの乗り換えもおすすめ。GMOとくとくBB WiMAXでは特典金額最大52,000円のキャッシュバックキャンペーンを利用でき、他社ポケット型WiFiからの乗り換えにもおすすめのWiMAXプロバイダです。

他社ポケット型WiFiを利用中でWiMAXに乗り換える場合、プロバイダの比較で高額キャッシュバックキャンペーンのあるGMOとくとくBB WiMAXがおすすめ

またGMOとくとくBB WiMAXにはキャッシュバックキャンペーン以外の特徴・メリットもあります。

GMOとくとくBB WiMAXの月額料金プランは割引価格で安い

WiMAXプロバイダの中で比較してGMOとくとくBB WiMAXがおすすめの理由の1つが割引価格の安い月額料金。データ通信容量無制限・ギガ放題プラスプランを契約1ヶ月目は1,375円、2ヶ月目以降は4,807円で利用でき、UQ WiMAXと比較して安い月額料金でポケット型WiFi・WiMAXを利用できます。

モバイルWiFiルーター最新機種Speed Wi-Fi 5GX12を提供中

GMOとくとくBB WiMAXで新規契約・申し込み時に契約できるルーター端末は5G対応の最新機種。下り最大速度3.9Gbps対応のモバイルWiFiルーター最新機種Speed Wi-Fi 5GX12も契約対象で、ホームルーター最新機種も提供中。端末は最短申し込み当日に発送され、すぐに端末を受け取り可能な点もおすすめです。
 
GMOとくとくBB WiMAXはUQ WiMAXなど他社プロバイダと同様、新規契約・申し込み時に価格約2万円で端末購入が必要ですが、高額キャッシュバックがあり、他社と比較してGMOとくとくBB WiMAXの実質費用が安い点も特徴です。

当サイト経由の新規契約・乗り換え申し込みでAmazonギフト券を最短翌々月にキャッシュバック

GMOとくとくBB WiMAX・当サイト限定Amazonギフト券キャッシュバック当サイト・WiMAX比較ナビ経由のGMOとくとくBB WiMAX契約・申し込みのメリットが、期間限定で実施中の特典金額52,000円(Amazonギフト券12,000円分キャッシュバック+乗り換えの場合は現金最大40,000円キャッシュバック)のキャンペーン。Amazonギフト券12,000円分のキャッシュバックはWiMAX端末が届き次第申請可能で、最短で翌々月にもらえます!
 
GMOとくとくBB WiMAXのおすすめキャンペーンについては下記をご覧ください。

以上、WiFiの名が付くサービスとWiMAXを比較しました。どのサービスも契約期間2年~3年の利用を続ける必要があり比較が必要ですが、データ通信容量無制限で高速インターネットを利用したい場合、他のポケット型WiFiよりもWiMAXがおすすめで、契約はGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。

当サイトではさらに詳しくWiMAXとポケット型WiFiなど他のインターネット接続サービスと比較しています。他の記事もぜひご確認ください!

【WiMAXとポケット型WiFiの比較の関連記事】

WiFiとWiMAXの違いについてよくある質問のまとめ

最後に、このページのまとめとしてWiFiとWiMAXの比較や違いについて、よくある質問を紹介します。

WiFiとWiMAXの違いは?

WiFi(ワイファイ)とは、複数のIT機器を無線接続し、相互通信するための規格・方式で、スマホやノートPCとルーター・プリンターなど機器間の通信方法を指すのと比較して、WiMAXは4G LTEなどと同様、インターネット通信方式や通信回線そのものを指すのが違い。

WiMAXと他のポケット型WiFiの違いは?

WiMAXと他のポケット型WiFiの最大の違いが通信回線。WiMAXは独自のWiMAX2+回線を使用するポケット型WiFiなのと比較して、他のポケット型WiFiは携帯電話やスマートフォンと同じ4G LTE回線を使用、インターネットに接続します。このためWiMAXは高速通信が可能な一方、他のポケット型WiFiと比較してやや対応エリアが狭いなどの違いがあります。

固定回線と無線WiFi化とWiMAXの比較でどちらがおすすめ?

自宅で固定回線を契約、無線LANルーターでWiFi化する方法と比較して、WiMAXのホームルーターを選ぶメリットは回線工事不要で端末をコンセントに挿すだけでインターネット通信が可能な点。急ぎで自宅にWiFiインターネット環境を準備したい場合や引っ越しが多い場合は、費用が安いWiMAXのホームルーターもおすすめです。

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