【比較】WiMAXルーター機種・W04とW05の速度や評判・スペック

【比較】WiMAXルーター機種・W04とW05の速度や評判・スペック
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W04

2017年2月発売のWiMAXモバイルルーター端末『Speed Wi-Fi NEXT W04』。縦型・スティック型の形状と鮮やかなグリーンのデザインが特徴の端末で、このページで比較する最新機種W05の1世代前の機種です。

多くのWiMAXプロバイダが新規契約時に無料提供するルーター端末W04は、W05と同様にHuawei(ファーウェイ)製の機器で、従来機種のW03やWX03と比較して通信速度やルーターの便利機能など性能が向上した端末。WiMAXで人気のルーター機種です。

このページではルーターの取扱説明書や仕様書を読み込んだ当サイト・WiMAX比較ナビのスタッフがW04機種の機能やスペックを徹底解説、2018年1月販売開始のWiMAXルーター最新機種W05と比較してどっちがおすすめかを紹介します。

【2023年6月最新情報】
すでにW04やW05の在庫は終了し、現在はWiMAX 2+回線とauの5G・4G LTE回線対応のモバイルルーターやホームルーターが主流で、2023年の最新機種の端末スペックや料金の比較が重要。WiMAXのおすすめ機種の比較情報は別記事「おすすめは最新機種!WiMAXのルーター端末比較」をご確認ください。

※なお本ページのW04・W05のスペック情報は、各機種発売当時の情報で紹介します。

徹底レビュー!WiMAXルーター端末W04の特徴・スペック

前機種W03の後継機種、Huawei(ファーウェイ)社製のWiMAXルーター端末『Speed Wi-Fi NEXT W04』。通信速度やバッテリー持続時間など知っておくべき機能やメリットが多数の、おすすめルーター端末です。まずはW04の特徴やスペックをレビューします。

WiMAX2+とauの4G LTE回線、2つの通信モードを使えるW04

WiMAXルーターW04は前機種W03と同様、WiMAX2+回線とauの4G LTE回線の2つの通信回線・通信モードに対応したルーター端末。WiMAX2+回線を使用する標準通信モード・ハイスピードモードは、WiMAXのギガ放題プランの契約で月間通信容量無制限・使い放題となるモードです。
 
一方、auのLTE回線を利用する通信モード・ハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX2+の圏外エリアでもauのLTE対応エリア内ではインターネット接続が可能な通信モード。WiMAX2+の電波が比較的弱い地方や建物屋内などで活用できる便利な通信モードで、速度もハイスピードモードと比較して高速などの点がメリットです。

WiMAXのハイスピードプラスエリアモード利用には契約内容により1,105円のLTEオプション利用料が必要な場合も。またギガ放題プラン契約中でもハイスピードプラスエリアモード通信は月間7GBまでの制限で、通信量に注意が必要です。

W04の通信速度は下り最大758Mbps、上り最大37.5Mbpsにアップ

下り最大速度758Mbps
ハイスピードプラスエリアモードでは下り最大758Mbpsの高速通信が可能

1世代前のWiMAXルーター機種・WX03は下り最大通信速度440Mbps、W03は下り最大通信速度370Mbpsだったのと比較して、W04はWiMAXの速度が大幅アップ。4×4MIMO技術とCA技術により、データ受信(下り)速度が最大758Mbps、送信(上り)速度が最大37.5Mbpsと高速化しました。

【2018年7月更新】
最新のファームウェア更新でW04の下り通信速度が最大708Mbpsから最大758Mbpsに高速化しました。

自宅用のインターネット固定回線・フレッツ光などの光回線の下り最大1Gbpsと比較しても遜色ないレベルに通信速度が高速化。WiMAXの人気・おすすめ理由の1つです。

バッテリー容量(連続通信時間)減少はWX03やW03と比較したデメリット

W04のデメリットがWX03やW03など従来のWiMAXルーター機種と比較してバッテリー容量が減少、100%充電した状態からの連続通信時間や連続待受時間が減少した点。ただし、減少とは言えW04の連続通信時間は約10時間、連続待受時間も約850時間とWiMAXの通常利用では問題がないバッテリー容量と言えます。

バッテリーの省電力機能・通信パフォーマンス設定が可能に

WiMAXの通信パフォーマンス設定WiMAXの連続通信時間は減少した一方、W04からバッテリー消費をコントロールできる通信パフォーマンス設定機能が新搭載。状況に応じてバッテリー消費を抑える省電力設定が可能で、自動電源オフ機能(※)と合わせて、WiMAXルーター端末W04を長時間利用できる点はメリットです。
※設定した時間内に通信が無い場合、自動で端末の電源がOFFになる機能。

速度が遅い場合はハイパフォーマンスモードに設定変更する方法が効果的

3段階の通信パフォーマンスをバッテリーセーブモードに設定すると、ルーター端末はWiMAXの通信速度を抑えてバッテリー消費を抑えます。逆にハイパフォーマンスモードはWiMAXの通信速度を重視するモードでバッテリー消費は早い一方、通信速度が速い点が違いです。
 
WiMAXの通信速度が遅い場合やルーター端末を充電できる環境ではハイパフォーマンスモードへの設定変更がおすすめの利用方法で、他のモードと比較して高速な速度でインターネット通信が可能です。

W04は携帯しやすく、手になじみやすいスティック型デザイン

手に馴染みやすいデザイン従来のWiMAXルーター機種と比較するとW04は横幅がスリムで、手になじみやすい縦型のデザイン。カバンやポケットに入れやすいサイズで、携帯しやすいのが特徴です。ただし、W04の重量は140グラムと他のモバイルWiFiルーター端末と比較してやや重い点はデメリット。

W04の操作イメージルーター本体の画面も縦横スクロール操作に統一、W04は持ちやすさに加えて操作性も高いWiMAX端末で、片手で操作可能なデザインもおすすめポイント。

スマホをWiMAXルーター本体にかざすだけでWi-Fi設定が完了

Wi-Fi接続設定NFC機能(近接型の無線通信方式)に対応したスマホ機器の場合、WiMAXルーターW04の本体にかざすだけでネットワーク名(SSID)と暗号化キー(パスワード)を読み取りでき、入力不要でWi-Fi接続設定が完了します(※)。
 
※NFC機能があるAndroid™4.4以降のスマートフォンおよび一部の機器ではHUAWEI Hi-Linkアプリのダウンロードが必要です。スマホ機器をルーターにかざした際、必要に応じて自動的にアプリのダウンロードURLが表示されます。

充電器としても利用可能な専用クレードルで屋内でも快適に通信

外出先ではモバイルルーター、室内ではW04端末専用クレードル(別売/Amazonなどで購入可能)にセットすればホームルーターに。複数台での同時接続が可能で、家族・友人と一緒にWiMAXを利用可能です。
 
またクレードルをコンセントに接続した状態でW04を設置すれば、自動的にルーター端末が充電される点も便利。ただし、WiMAXルーター端末のWX03やWX04専用クレードルに搭載の補助アンテナはないため、電波受信感度の向上は見込めない点に注意が必要です。

「Speed Wi-Fi NEXT W04」の仕様・スペック

商品名 Speed Wi-Fi NEXT W04
製造元・メーカー HUAWEI TECHNOLOGIES CO.LTD
通信方式 WiMAX2+、au 4G LTE
最大通信速度 下り最大758Mbps/上り最大37.5Mbps
サイズ 約130(高さ)×53(幅)×14.2(奥行き)mm
重量 約140g
バッテリー容量 2,750mAh
充電時間 約120分(別売のTypeC共通ACアダプタ01U使用時)
カラーバリエーション 2色(グリーン、ホワイト)
同時接続台数 最大10台(Wi-Fi)/3台(Bluetooth)
連続通信時間
(ハイスピードモード:WiMAX2+使用)
ハイパフォーマンスモード:約390分
ノーマルモード:約540分(デフォルト設定)
バッテリーセーブモード:約630分
連続通信時間
(ハイスピードプラスエリアモード:WiMAX2+、au 4G LTE使用)
ハイパフォーマンスモード:約260分
ノーマルモード:約390分
バッテリーセーブモード:約550分
連続待受時間 デフォルト設定(休止状態):約850時間
インターフェース USB 3.0 High Speed(Type-C USB端子)

最新機種W05との速度や機能の比較~どっちがおすすめ?

以上、WiMAXのモバイルルーター端末W04をレビューしましたが、さらに進化したWiMAXの最新機種W05が2018年1月に販売開始されました。結論ではW04よりもW05がおすすめの端末。W04とW05を比較して、通信速度や機能面のメリットはW05が上回ります。

W05とW04の性能・スペック比較

W05、W04ともにHuawei(ファーウェイ)製のWiMAXルーター端末で、性能・スペックの比較で大きな違いが無い一方、注目すべきはW05の上り最大通信速度です。

W05機種 WiMAXルーター端末 W04機種
製品イメージ
2018年1月 販売開始 2017年2月
758Mbps 下り最大通信速度 758Mbps
112.5Mbps 上り最大通信速度 37.5Mbps
au 4G LTE対応
(ハイスピードプラスエリアモード)
WiMAX2+対応
(ハイスピードモード)
× WiMAX対応
(ノーリミットモード)
×
130×55×12.6 mm 横×奥行き×高さ 130×53×14.2 mm
131g 重量 140g
約9時間 連続通信時間 約10時間
850時間 連続待受時間
(休止モード)
850時間

Wから始まる機種はHuawei社製、WXから始まる機種は国産NEC製

WiMAXのルーター端末はW05やW04のように「W」から始まる機種と、WX04やWX03のように「WX」が付く機種の大きく分けて2種類。Wから始まる機種はHuawei(ファーウェイ)社製の端末、WX端末は国産NEC製を意味します。

W05とW04の比較で、最大の違いはWiMAXの上り最大通信速度

比較表の通り、W05とW04の比較で最大の違いはWiMAXの上り通信速度。上り最大37.5MbpsのW04と比較して、W05は上り最大速度が112.5Mbpsと3倍に向上。上り通信はメール・ファイルの送信や写真・画像のアップロードなどの通信で、ルーター端末の上り通信速度が高速なら、短時間でファイル送信やアップロードが可能な点がメリットです。

ハイスピードエリアモードの対応や下り最大通信速度は同じ

その他、ダウンロード時の通信である下り通信の最大速度はW05とW04を比較して違いがなく、どちらも下り最大758Mbps。またWiMAX2+の通信回線に加えてauの4G LTE回線を使用する通信モード・ハイスピードプラスエリアモードが利用可能な点も同じです。

WiMAXの最新機種W05は細かな機能の改善もおすすめ理由

通信速度以外は性能・スペックの大きな違いがない一方、ルーター本体の操作性など、W04と比較して細かな機能が改善されたWiMAX最新機種のW05。W05から新搭載の機能やW05だけのメリットを紹介します。

W05からのメリット「Wi-Fiお引越し機能」

WiMAXルーターの機種変更で大変なのがスマホやノートPCなどの設定変更。WiMAXのルーター端末が変わるとWi-Fi接続情報(SSIDや暗号化キーなど)の設定変更が必要で、接続機器台数の多い方ほど面倒。一方、W05の新機能「Wi-Fiお引越し機能」を使えば再設定が不要。使用中のWiMAX機種の設定情報をW05が引き継ぐためスマホやノートPCの設定変更が不要で、すぐにW05を利用開始できる点がメリットです。

iOSでのWi-Fi設定が簡単になる「QRコードの読み取り機能」

面倒なiPhoneやiPadなどiOSでのWi-Fi接続設定が、「QRコードの読み取り機能」によりW05からは簡単な方法になりました。これはW05ルーター画面上に表示されるQRコードを読み取るだけで接続設定が行える機能。WiMAXのW04機種まではAndroidのみの対応でしたが、W05ではiOSでもQRコードを使って簡単に接続設定可能な点もメリットです。

W05はW04と比較して横型のデザインに変化、かつ薄型・軽量に

W05ルーター
横型のデザインのWiMAX・W05ルーター

機能でないもののW05とW04の比較で特徴的な違いが、W05のスリムな形状・デザイン。縦型デザインのW04と比較してW05は横型のデザインに変化、また本体が約1.5mm薄型になり約10g軽量化された点は、持ち運びを目的としたWiMAXのモバイルルーターとして進化したポイントです。

どちらの端末もWiMAX新規契約時に無料提供するプロバイダが多数

多くのWiMAXプロバイダが、新規契約キャンペーンとしてW05やW04などのルーター端末を無料提供中で、すでにW04がないWiMAXプロバイダもありますが、どちらも料金が無料なら比較してスペックの高いW05機種を選ぶのが断然おすすめ
 
一部、W04はキャッシュバックキャンペーン対象だが、W05はキャンペーン対象外というプロバイダもありますが安易にW04を選ぶと後で後悔する可能性もあり、注意が必要。通信速度や便利機能を考えると、WiMAXのルーター端末は最新機種W05がおすすめです。

契約する料金プランにかかわらず、利用するルーター端末は同じ

WiMAXには月間7GB制限のプランと月間通信量無制限のギガ放題プランの2つがありますが、どちらの料金プランの契約でも利用するルーター端末は同じ。いずれの料金プランでも、新規契約時にW05機種やW04機種が無料提供され、利用するルーター端末はそのまま、利用開始後に料金プランの変更も可能です。

UQ WiMAXの場合は端末の購入が必要である点に注意

数あるプロバイダの中でも最も有名なUQ WiMAXですが、他の多くのプロバイダが新規契約時にルーター端末を無料提供するのと違い、UQ WiMAXでは新規契約時に端末の有料購入が必要な点に注意が必要です。
 
またキャッシュバックキャンペーンも実施中ですが、最新機種W05はキャンペーン対象外で、キャッシュバックを受け取れず料金が高い点もデメリット。

W04とW05:WiMAX利用者による評判・口コミの比較

実際にWiMAXを利用中で、ルーター・W04機種やW05機種を使用している人の評価はどうでしょうか?利用者によるW04・W05各端末への評判や口コミを調査・比較した結果を紹介します。

WiMAXルーター・W04機種の利用者による評判・口コミ

WiMAXの実測速度は問題ないとの評判

WiMAXのルーター機種・W04は設定も簡単ですぐに利用を開始できる点もメリット。実測速度もWiMAXの従来ルーター機種と比較して高速化している様子。

wimax新しい端末(w04)に変えた 翌日に届いて設定完了。リアルなサービスも対応のスピードも求められてるのな。速度も上がったし満足

固定回線と比較してWiMAXの方が速いとの口コミも

固定回線とは言え、マンションなどの共有回線の場合は速度が遅い時間も。比較してWiMAXの方が速度が速い場合もあるようです。

WiMAXの速度を調べてみた。ルーターはW04でグレードル付きのものを使い、PCと有線接続でハイスピードモード。
結果は実家の固定光回線よりこの時間(午後11時ごろ)は早い結果に。

W04のグリーンのデザインも好評の様子

wimaxユーザーに聞きたい。
WX03とW04どっちいいとおもう?僕的にはW04のグリーンかっこよくて好きなんだかどうやろ

W05も良い評判・口コミが多い

WiMAXのW05を使用したインターネット通信でも十分な実測速度との評判が多いのが特徴です。特に古い機種のルーターからW05機種変更された方には、速度が明らかな向上に驚いたとの口コミも。

wimaxはやいなぁ。機種がW05の最大下り708Mbってなってて、今日の計測ではだいたい60Mb~70Mbでてる。土日のピークタイムがどうなるかわからないけど。DOCOMOの20GBパックを縮小まで出来そう。ついでに検索したDOCOMOのLTE回線は25Mb~30Mbだった。

おお、WiMAXのルーターをw02からw05に機種変更したけど、実測だけでも倍になってる。電波の拾いが良くなったみたいで快適だ。

またW05からのおすすめ機能「Wi-Fi引っ越し設定」の評判も良いようです。

WiMAX W05を契約、ウリのWi-Fi引越し設定使ってみた。
WPS機能で無線引継ぎ。実に簡単。
Wi-Fi買い替えるとスマホ、タブレット、PC、ゲーム…一つずつ設定し直すの地味〜に面倒なのでこれはラク出来て良い。

以上、WiMAXのルーター端末W04の特徴やスペックのほか、最新機種W05との比較や利用者の評判・口コミ情報も紹介しました。WiMAXのルーター端末は販売時期の新しい機種ほど機能・スペックが向上し、最新機種のW05が一番のおすすめ
 
多くのWiMAXプロバイダが新規契約時にW05を無料提供中で、WiMAXの契約で重要なのは最新の料金プランやキャンペーン内容の比較です。ルーター最新機種W05のレビューも含めWiMAXの最新情報は、ぜひ当サイト・WiMAX比較ナビを活用ください!

【2023年6月最新情報】
W04・W05と比較して通信速度が高速化したauの5G回線対応のモバイルルーターやホームルーターが販売され、WiMAXの新規契約・機種変更では2023年の最新機種の端末を選ぶのがおすすめ。最新機種の比較情報は別記事「おすすめは最新機種!WiMAXのルーター端末比較」をご確認ください。
【WiMAXの最新情報は当サイトで!】

※本ページに記載のW04機種の製品仕様詳細は、メーカー公式サイト(Huawei)の情報を参照しています。

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