サポート体制によるWiMAXプロバイダの評価と有料オプションの要否

慣れないWiMAXルーター機器の操作や、目に見えないインターネット通信や接続などWiMAXの端末利用中に困ったことが起きた時、電話の問い合わせサポートやWEBのサポートサイトなど問い合わせ窓口が充実したWiMAXプロバイダの契約であれば安心です。

このページではWiMAXプロバイダに電話やメールで問い合わせ可能かなど、各WiMAXプロバイダの問い合わせサポートを比較、主要プロバイダのサポートサイトやお客さまセンターの問い合わせ受付時間、電話番号、対応の評価・評判を比較して紹介します。また「安心サポートなど有料オプションは必要？」などの疑問にも回答します。

WiMAXプロバイダの問い合わせサポート～電話番号・受付時間の比較

WiMAXの契約で検討・利用する方の多い主要プロバイダを中心に、各WiMAXプロバイダの問い合わせ対応のサポート体制や電話問い合わせの受付時間などを比較して紹介します。特にUQ WiMAXのサポートサイトは情報が充実、WiMAX利用者に役立つと評判。契約プロバイダがどこでも、困った時はまず問い合わせ前に確認するのがおすすめです。

以下、各WiMAXプロバイダの問い合わせサポートについて紹介します。

UQ WiMAX・UQコミュニケーションズお客さまセンター

1日の電話問い合わせ対応時間が最も長く（朝9時から夜8時まで）、サポートサイトの内容も充実と評判のUQコミュニケーションズ運営のサービス・UQ WiMAX。WiMAXの利用料金は高額ですが、問い合わせサポート体制の評価が高いプロバイダです。

UQ WiMAXサポートサイトは最新情報が他社と比較して充実と評判

UQ WiMAXのサポートサイトでは、最新機種も含むルーター全機種の製品マニュアルを確認でき、またインターネットに接続できない、突然圏外など困った時の対処方法のコンテンツも充実と良い評判。他社と比較して充実したサポート情報がUQ WiMAXの評判の良いポイントですが、UQコミュニケーションと直接契約が無くても利用可能で、WiMAXサービス利用者なら有効活用したいもの。

また基地局の追加設置情報などWiMAXのエリア対応の最新情報も確認でき、出張先や旅行先がWiMAXを利用可能な対応エリアか、事前確認も可能です。

契約前の接続可能エリア確認はUQコミュニケーションズ公式サイトで

どのWiMAXプロバイダ契約の場合も契約前の接続可能エリアの確認はUQコミュニケーションズ公式サイトで行います。これはどのプロバイダも同じWiMAX2+通信回線・au回線利用のインターネット接続サービスを提供するためで、同じ通信回線のサービスである以上、対応エリアはUQ WiMAXと同じです。

UQコミュニケーションズの公式サイトでは、圏内・圏外エリアがひと目で分かる「サービスエリアマップ」情報や、住所の丁目・番地までを指定し対応エリアを判定する「ピンポイントエリア判定サービス」を提供しています。

Broad WiMAX（ブロードワイマックス）お客様サポート窓口

システム障害情報などサポートサイトの情報はリアルタイムに更新される上、土日も電話問い合わせが可能。Broad WiMAX（ブロードワイマックス）はWiMAXプロバイダとしてサポートサービスが十分整っていると評価できます。

料金プラン変更手続きなどはBroadサポートサイトで申し込み可能

現在契約できるのは5G通信対応・通信量無制限のWiMAX +5Gサービスで、WiMAX2+サービスからWiMAX +5Gサービスに変更する場合は料金プランの変更が必要。料金プラン変更の申し込みはBroad WiMAX契約後に利用可能な契約者専用の「Broadサポートサイト」で手続きでき、お客様窓口への電話は必要ありません。

またBroadサポートサイトではキャンペーン適用に必要な有料オプションの解約申請や料金支払い方法の変更、料金支払いで使用するクレジットカードの登録・変更が可能。充実したサポートサイトはBroad WiMAXの契約メリットの1つ。

電話問い合わせのほか、メール・WEBサイトのフォームでサポート

Broad WiMAXをはじめ、多くのWiMAXプロバイダが電話での問い合わせ方法以外にもメールやWEBサイトのフォームからの問い合わせなど複数の問い合わせ方法をサポートしています。また最近は新規契約・申し込みでは公式サイト上でリアルタイムのチャット問い合わせが可能なプロバイダも増えています。

GMOとくとくBB WiMAXの問い合わせ先

GMOとくとくBBでは問い合わせフォームの他、電話問い合わせにも対応し、WiMAX関連問い合わせの対応時間は10時～19時までと長時間対応しています。平日に仕事などで問い合わせをしづらい場合は土日も問い合わせ可能な点がメリット。一方で問い合わせの電話が混み合い、非常に繋がりにくい時間帯があると、GMOとくとくBBの公式サイトでも注意されています。

BIGLOBE WiMAX +5Gカスタマーサポート・インフォメーションデスク

BIGLOBE WiMAX +5Gは大手プロバイダだけに公式サポートサイトのコンテンツが充実、また年中無休で電話での問い合わせサポートに対応。WiMAXの新規契約ではチャットで問い合わせも可能です。

カシモWiMAX お客さま相談窓口

カシモWiMAXは電話、メールのほかチャットの問い合わせ対応もあり、年末年始を除き年中無休のサポート体制。メールでの問い合わせサポートは早く、対応も丁寧と好評価がある一方、電話がつながりにくいとの口コミも。

J:COM WiMAX サポート

ケーブルテレビや通信事業を展開するJ:COMは問い合わせサポートが充実し、ホームページからのメール問い合わせ、電話問い合わせにも年中無休で対応。公式LINEアカウントからの質問も可能で、J:COM WiMAXは問い合わせサポートが充実と評価の高いプロバイダです。

@nifty（ニフティ）カスタマーサービスデスク

BIGLOBEと同様、年中無休の問い合わせサポートサービスの提供のほか、インターネットサービスプロバイダの老舗・nifty（ニフティ）だけにサポートサイトの情報も充実と高評価です。

So-net（ソネット）会員サポートでの問い合わせ対応

メールや電話に加え、チャットやFAXでの問い合わせにも対応している点がSo-net WiMAX +5G（ソネット）の特徴で、他の大手WiMAXプロバイダと同様、問い合わせサポート対応の受付が年中無休も評価できます。

家電量販店でWiMAXを契約した場合のサポート・問い合わせ対応

WiMAXはヤマダ電機やビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店での契約も可能ですが、問い合わせへのサポート対応は店舗で違います。端末の不具合などで困った場合は購入した店舗か、下記問い合わせ先に連絡が必要です。

ヤマダ電機（YAMADA Air Mobile WiMAX）の問い合わせ先

ビックカメラ（BIC WiMAX）の問い合わせ先

ヨドバシカメラの問い合わせ先

エディオンの問い合わせ先

ケーズデンキ（KT WiMAX）の問い合わせ先

「端末補償サービス」などの有料サポートオプションは必要？

WiMAXプロバイダによってWiMAXの月額料金プラン以外に「安心サポート」など有料サポートオプションの利用を勧めたり、キャッシュバンクなどキャンペーン適用条件に有料オプション契約が義務のところも（多くの場合、WiMAX利用開始後に有料オプションはいつでも解約可能）。

WiMAX契約時に、有料サポートオプションの加入で悩む方も多いようで、一例を紹介します。

各WiMAXプロバイダが提供する有料サポートオプション内容・料金一覧

WiMAXプロバイダ各社が有料のサポートオプションを提供しており、内容を見るとWiMAXルーター機器の故障などを想定したサポートと、インターネットやパソコンなどの操作全般のサポートの2種類。代表例を一覧にまとめました。

利用開始1年以内のルーターの自然故障ならメーカー保証が有効

WiMAXのルーター端末に特化したオプションプランは加入検討の余地がありますが、前提としてどのWiMAXプロバイ契約でもルーター機器は1年間のメーカー保証付き。故意の損傷を除き、正しい使い方でもルーター製品が故障した場合はメーカー保証で修理・交換が可能で、メーカーが無料で対応するため、この場合を想定すれば有料オプション追加契約は不要です。

パソコン利用全般のサポートは後から追加申し込み可能

またniftyやSo-netが提供するパソコン利用全般のサポートは自分のITスキルや知識によりますが、インターネットで調べて解決できることも多く、WiMAX契約時に加入しなくても良さそう。必要に応じて後から追加申し込みも可能です。

有料サポートは申し込み不要、ただしキャンペーンに必要なことも

当サイトでは、WiMAXの契約時に有料サポートオプションへの申し込みは原則不要と考えますが理由は以下の通りです。

・WiMAX契約2年目以降は、比較的安価で機種変更が可能なプロバイダがある
・WiMAXは毎年新しい機種のルーター端末が発売される
・毎月サポート料金を支払うより、2年目以降に故障した場合は機種変更やプロバイダの乗り換えで、ルーター最新機種への変更が経済的

ルーターの紛失や盗難対策に有料サポート申し込みを検討する方もいますが、そもそも紛失・盗難に対応するのは、上記一覧ではUQ WiMAXの端末補償サービスのみで他は加入しても紛失・盗難対策になりません。

Broad WiMAXとGMOは契約開始後のオプション解約手続きが必要

どちらのWiMAXプロバイダもキャンペーン適用に安心サポートなど有料オプション加入が必要ですが、WiMAX利用開始後いつでも解約でき、必要が無い場合は忘れずに有料オプションの解約がおすすめ。Broad WiMAX、GMOとくとくBBともに会員ページから解約手続きができ、サポートへの電話問い合わせは必要ありません。

WiMAX端末故障時の問い合わせ先や修理・機種変更手続きの流れ

各プロバイダの端末補償サービスを契約している、していないにかかわらず、使用中のWiMAXルーター端末が故障した場合の問い合わせ先や修理・機種変更手続きの流れはどうなるでしょうか？各WiMAXプロバイダの対応の違いを比較します。

製品故障時の各WiMAXプロバイダ問い合わせ先や修理フローの違い

利用中のルーター製品の故障が疑われる場合の問い合わせ先や修理フロー、機種変更への対応について各WiMAXプロバイダの違いを以下の表で比較します。

どのプロバイダ契約の場合もメーカー修理の受付窓口はauショップ店舗

WiMAXプロバイダにより、まずはカスタマーサポートへ電話問い合わせが必要な場合もあるものの、いずれもルーター製品をメーカー修理に出す場合の受付窓口はauショップ店舗。UQ WiMAXやniftyの場合は直接近くのauショップ店舗にルーター端末を持ち込むように指示がありますが、不安な場合は一度契約中のWiMAXプロバイダへ電話問い合わせがおすすめです。

修理にかかる料金（最大3万円程度）はauショップに支払い

なお有料の端末補償サービスに加入していないと、修理に最大3万円程度の料金がかかる場合もあり、auショップ店舗で支払いが必要。修理料金やWiMAXの利用期間により、機種変更サービスを利用する方が料金が安い場合もある点に注意が必要です。

WiMAX解約時の連絡先が通常の問い合わせ電話番号と違うことも

WiMAXを解約する場合、契約先の各プロバイダへの電話連絡が必要で、原則としてオンラインで解約できません。またプロバイダにより解約専用の問い合わせ電話番号もあり、通常の問い合わせ先・サポートデスクとは別の場合も。WiMAX解約時の問い合わせ先や連絡先は下記の記事で詳しくまとめています。あわせてご覧ください。
参考記事：WiMAXの解約前に理解すべき手続き方法や更新月・違約金のこと

以上、主要WiMAXプロバイダの電話問い合わせ先やサポート体制の比較、解約時の注意点を紹介しました。

各プロバイダの問い合わせサポート体制が分かったら、次は各プロバイダの料金・キャンペーン比較。お得なWiMAXプロバイダを見つけるには、最新の料金・キャンペーン情報の比較が必要です。当サイト・WiMAX比較ナビ限定キャンペーン情報もありますので、ぜひ一度確認ください！