「同じインターネット通信でもWiMAXとLTEの違いは?比較して、どちらがおすすめ?」どちらの用語もよく耳にしますが、違いを比較して正しく説明するのは難しいもの。
LTEとWiMAXを比較して、どちらも無線インターネット通信の仕組みの点は同じですが、多くのポケットWiFiやモバイルWiFiサービスはLTE通信を使用、WiMAXは独自のWiMAX回線を使用、さらにWiMAXにはLTEオプションも…。サービス契約前にLTEとWiMAXを比較、違いの確認がおすすめです。
このページではLTEとWiMAXやWiMAX2+を比較、電波や通信回線の違い、LTE利用のポケットWiFiとWiMAXで料金プランや通信速度、対応エリアの違いを解説します。またWiMAXで利用できるLTEオプションも紹介、インターネット接続でLTE通信やWiMAX通信のメリット・デメリットを比較します。
コンテンツ
LTEとWiMAXの比較で違いは何?
LTEもWiMAXも無線でインターネットに接続する通信方式の点では違いがなく、LTEもWiMAXも、携帯電話やスマートフォンまたは専用ルーターを使って通信回線に接続、インターネットを利用できます。
一方、LTEとWiMAXを比較すると使用する電波の周波数に違いがあり、インターネット接続にはLTEやWiMAXの電波を送受信できる専用端末が必要。それがLTE対応の携帯電話・スマートフォンやWiMAX専用のルーター端末です。
LTEとは携帯電話やスマホ向けの通信方式
LTEとは“Long Term Evolution”の略で、携帯電話の通話やデータ通信(インターネット)の通信方式。第3世代携帯電話(3G)と第4世代携帯電話(4G)の間の方式で「3.9G」とも呼ばれる通信方式です(Gは”Generation”の頭文字)。
3.9Gでも実際は4Gとほぼ同じ通信で、4G LTEなどと併記されます。難しく感じるかもしれませんが、携帯やスマホの画面に「LTE」や「4G LTE」が表示されている場合はLTE回線経由でインターネット接続、データ通信できる状態です。
Wi-FiとLTEを比較した場合の違いは?
WiMAXとの比較の前に、Wi-FiとLTEの違いは何でしょうか?携帯電話向けの通信方式のLTEと比較してWi-Fiの場合はパソコンやIT機器が対象の無線接続方式です。
Wi-FiはLANケーブルなどの接続無しでインターネット通信が可能な無線接続方式で、例えば自宅にWi-Fiルーターを設置すれば自宅のどこでもWi-Fiでインターネット接続が可能。ただしWi-Fi通信はパソコンやタブレットとWi-Fiルーターの間で、Wi-Fiルーターから先のインターネット通信はどのプロバイダのどの回線(光回線やADSLなど)かで違います。
LTEは限られた携帯電話会社が利用できる特別な通信回線
接続方法の1つであるWi-Fiと比較して、LTEとは携帯電話やスマホなどのモバイルデバイス対象の通信方式そのもので、広範囲で安定的に利用可能な通信回線。
安定したLTEデータ通信の提供を目的に、国は限られた通信サービス事業者(携帯電話会社)に良い電波(周波数帯域)を確保、割り当てています。つまりLTE回線は誰でも提供・利用できず、携帯電話会社などの通信事業者と契約して初めて利用できるのです。
スマホのテザリングもLTE?
ドコモやソフトバンクで携帯電話やスマホを契約したり、格安SIMを購入すると音声通話やLTEデータ通信を利用できますが、同時にノートPCやiPadなどのタブレット端末とテザリングで接続、インターネットを利用できる場合も。このテザリングのインターネット通信が何かは“親機”である携帯・スマホの通信方式次第です。
親機のスマホと子機にあたるノートPCやタブレット端末の間は無線Wi-Fi接続ですが、子機でのインターネット利用にはデータ通信可能な親機が必要。親機のスマホがLTE電波に接続中の場合、テザリング中のノートPCやタブレット端末もLTE回線でインターネット通信中と言えます。
UQコミュニケーションズが管理するWiMAX通信

UQコミュニケーションズのUQ WiMAX
比較して、WiMAXとは“Worldwide Interoperability for Microwave Access”の略称の無線通信技術規格。WiMAXは世界共通で使われる通信技術ですが、日本ではUQコミュニケーションズが管理・提供する通信サービスを指してWiMAXと呼ぶのが一般的です。
WiMAXサービスを契約すると専用の通信端末(ルーター)を利用でき、ルーターを持ち歩けば、WiMAXの電波を経由してどこでも高速・大容量のインターネットを利用可能。契約件数も2,000万件以上とWiMAXは人気ポケットWi-Fiの1つです。
LTEとWiMAXの比較で一番の違いは電波の周波数
LTEとWiMAXの2つの通信方式の比較で一番の違いは使用する電波の周波数帯域。WiMAXには、4G・LTEなど携帯電話やスマホのデータ通信で使用する電波と違う周波数帯域にWiMAX電波専用の通信帯域が割り当てられ、その周波数の電波を使用して通信サービスが提供されます。
周波数の違いで電波の性質・特徴が変わる
LTE通信は通常700~900MHz(メガヘルツ)の周波数帯域の電波を使用するのと比較し、WiMAXは周波数2.5GHz(ギガヘルツ)の電波を使用。一般に電波は低い周波数ほど障害物を回り込めるなど室内や屋内で繋がりやすい性質・特徴があり、LTEが使用する700~900MHzの帯域は「プラチナバンド」と呼ばれる特に安定接続しやすい帯域(携帯電話会社が占有する帯域)です。
LTEの周波数と比較して高い周波数のWiMAXの電波は直進性が強い点が特徴で、高い建物に電波が遮断される場合もあり、WiMAXは室内や屋内でやや繋がりにくい傾向があります。
WiMAXと似たモバイルWiFi・ポケットWiFiサービスはLTE通信
少し注意が必要なのがモバイルWiFiやポケットWiFiと呼ばれるサービス。ドコモ(docomo)やソフトバンク(SoftBank)の提供サービスのほか、Ymobile(ワイモバイル)なども有名です。
WiMAXは専用の通信回線WiMAXやWiMAX2+を利用する通信サービス。比較して、モバイルWiFiやポケットWiFiサービスの多くはLTE回線を使用するサービスで、名称にWiFiとあっても実際は携帯電話やスマホと同様、インターネット接続にLTE回線の電波を使います。
docomoやSoftBankのモバイルWiFiサービスは制約が多い
この違いがなぜ重要かと言うと、LTE回線を利用するモバイルWiFiサービスには制限や規制が多いから。LTEは携帯電話向けの通信回線で安定性が強みの一方、携帯電話やスマホの加入者数、データ通信量は増加傾向です。
このため安定したLTE通信の確保には、一定通信量を超過したユーザーに速度制限を課す、あるいは大容量プランに高額な料金設定が必要。携帯やスマホの通信量で苦労する方もいますが、同様の苦労がdocomoやSoftBankのLTE通信を使うモバイルWiFi・ポケットWiFiでも起き得ます。
LTE回線利用のポケットWiFiとWiMAXの違いを5つの観点で徹底比較
以上の通り、LTEとWiMAXの比較は通信方式の比較です。Wi-Fi、テザリングなどもありますが、単純比較ではLTEとWiMAXのどっちでインターネット通信するかの違いです。
LTE回線を使う通信 | ・携帯電話、スマホのインターネット通信や、テザリングでのインターネット通信 ・WiMAX以外のポケットWiFiを利用したインターネット通信 |
---|---|
WiMAX回線を使う通信 | ・WiMAX専用ルーター端末を利用したインターネット通信 |
このLTEとWiMAXの違い、2つの通信方式を次の5つの観点で徹底比較します。
- インターネット接続の繋がりやすさ・対応エリア比較
- 通信速度比較(高速通信はどっち?)
- 料金プラン比較(月間通信容量に制限のあるプランの場合はどっちが安い?)
- 料金プラン比較(月間無制限、通信量が多い場合のおすすめは?)
- 速度制限の比較(契約プランの容量超過時の制限は?)
結論として、上記の比較結果から通信速度重視の場合はWiMAXが、安い料金プランや利用エリアの広さでは比較してLTE通信のポケットWiFiがおすすめです。
インターネット接続の繋がりやすさ・対応エリアの比較
繋がりやすさや対応エリアの広さ、インターネットへの接続のしやすさの比較ではLTE系のポケットWiFiが上回ります。と言うのも、LTEは携帯電話・スマホ専用の通信回線で最も繋がりやすいのです。
ただし比較してWiMAXは繋がりにくい、対応エリアが狭い訳ではなく、特に首都圏や大阪、名古屋、福岡、札幌など大都市エリアではLTEとWiMAXで接続しやすさに大きな違いは無い状態です。
WiMAX2+は繋がりにくい?~基地局増加、対応エリア拡大中

WiMAXは繋がりにくいと考える方もいますが、WiMAX2+の基地局数は3万局を突破、WiMAX2+対応エリアは拡大中。LTEと比較してややWiMAXの電波が届きにくい屋内には屋内専用基地局も設置され、大都市エリアではLTE対応エリアと大きな違いが無いほどWiMAX対応エリアが拡がっています。
ただし地方や山間部(田舎)エリアではLTEにメリット
ただし大都市中心のWiMAXの対応エリアと比較して、LTEは全国のエリアで対応。地方や山間部(田舎)地域ではWiMAXが圏外でLTEなら接続可能なエリアも多く、そういった地域でのインターネット契約・利用ではLTEがおすすめと言えそうです。
通信速度・スピード比較
実際の利用時の実測通信速度は接続環境やエリア、時間帯で大きく違うため単純比較は難しいところ。ただし、一般的なLTEの下り最大通信速度100Mbps~200Mbpsと比較して、WiMAXのモバイルルーター最新端末は下り最大速度867Mbps、上り最大速度75Mbpsと他の多くのポケットWiFiと比較して高速通信が可能です。
LTEとWiMAXのどっちの通信も年々速度が向上中ですが、LTE回線を使用するポケットWiFiとWiMAXの通信速度比較では、現在のところWiMAXのモバイルルーター最新端末の利用がおすすめです。
料金プラン比較~月間通信容量に制限がある場合
月間7GB上限など通信量制限のあるプランの中では、WiMAXと比較してソフトバンクのLTE通信利用のポケットWiFi・縛りなしWiFiの月間20GB制限プランが最安料金でおすすめ。ただし、月間データ通信容量20GBを使い切ると速度制限がかかる点に注意が必要で、長時間の動画視聴などで超える可能性のある通信量です。
LTE通信のポケットWiFiとWiMAXの月額料金比較(月間7GB~20GB)
LTE通信を利用するポケットWiFiとの違いの1つがWiMAXの場合は契約プロバイダで料金が違う点。ここでは月額料金の安いBroad WiMAXと、最大4万円のキャッシュバックキャンペーンのあるGMOとくとくBBを例に、2021年2月最新の月額料金プランを比較します。
ポケットWiFiサービス名 | 月間通信量・料金プラン | 基本月額料金の比較 | 3年間総額料金の比較 | 実質月額料金の比較 |
---|---|---|---|---|
Broad WiMAX(ブロードワイマックス) | 7GB(通常プラン) | 2,726円 | 106,062円 | 2,946円 |
GMOとくとくBB (キャッシュバックキャンペーン適用) |
7GB(通常プラン) | 3,609円 | 107,733円 | 2,993円 |
Y!mobile(ワイモバイル) | 7GB(Pocket WiFiプラン2) | 3,696円 | 136,056円 | 3,779円 |
縛りなしWiFi | 20GBプラン | 2,600円 | 99,200円 | 2,756円 |
料金プラン比較~月間データ容量が数十GB以上の場合
動画視聴などで月間データ通信量が数十GB以上と多い場合や、通信制限・速度制限を気にせず使いたい場合、WiMAXのギガ放題プランや大容量100GBのポケットWiFi・Mugen WiFiの契約がおすすめ。実質月額料金3,000円台で利用可能で、比較的安い料金で利用できる点も他ポケットWiFiと比較したギガ放題プランのメリットです。
LTE通信のポケットWiFiとWiMAXの月額料金比較(無制限・ギガ放題プラン)
月間通信量無制限のWiMAXのギガ放題プランや、ソフトバンク・ドコモ・auの3キャリアのLTE回線を利用可能な大容量ポケットWiFi・Mugen WiFiなどの月額料金プランの比較(2021年2月現在)が以下の表で、通信量が多い場合はWiMAXのギガ放題プランやLTE回線かつ大容量のポケットWiFi・Mugen WiFiの利用がおすすめ。
ポケットWiFiサービス名 | 月間通信量・料金プラン | 基本月額料金の比較 | 3年間総額料金の比較 | 実質月額料金の比較 |
---|---|---|---|---|
Broad WiMAX(ブロードワイマックス) | 無制限(ギガ放題) | 3,411円 | 129,352円 | 3,496円 |
GMOとくとくBB (キャッシュバックキャンペーン適用) |
無制限(ギガ放題) | 4,263円 | 129,969円 | 3,513円 |
Y!mobile(ワイモバイル) | 7GB(アドバンスオプション付き*アドバンスモードのみ通信無制限) | 4,380円 | 173,874円 | 4,830円 |
Mugen WiFi | 100GB(3キャリアLTE回線に対応) | 3,050円 | 117,050円 | 3,251円 |
【3キャリアのLTE回線を利用可能!】 |
ソフトバンク系ポケットWiFi・アドバンスオプションのデメリット
ソフトバンクのLTE回線を利用するポケットWiFiサービス・Y!mobile(ワイモバイル)が提供する、月間データ通信量無制限のアドバンスオプションはデメリットもあり注意が必要。
月額料金684円のアドバンスオプションを利用してインターネット使い放題なのはLTEではなく、アドバンスモードという特殊な通信モードのみ、かつ現時点でアドバンスモード利用可能エリアがWiMAXと比較して狭く、WiMAXのギガ放題プランと比較して使い勝手が悪い内容です。
速度制限ルールの違いの比較
LTE系のモバイルWiFiも、WiMAXも、どっちも何らかの通信制限や速度制限がある点は共通。例えば、月間通信量7GBプランでは、規定の通信量を超過すると約128kbpsの速度制限が発生、この点はLTE系のモバイルWiFiとWiMAXの比較で違いはありません。
さらに注意が必要なのは、LTE系のモバイルWiFiには直前3日間の通信量が3GBを超えると128kbpsの速度制限が発生するプランもある点。
比較してWiMAXのギガ放題プランは緩い速度制限が魅力。月間通信容制限なしで、直前3日間の通信容量10GBまで速度制限がかからず、制限中も最大速度約1Mbpsで通信可能。約1Mbpsはメール送受信やWEBサイト閲覧は可能な速度です。
auの4G LTEネットワーク回線が使える!LTEオプションが便利
LTE通信のモバイルWiFiと比較して対応エリアがやや狭く、繋がりにくい点がWiMAXのデメリットでしたが、このデメリットを解消するのがauの4G LTE回線を使えるWiMAXのLTEオプションです。
これはWiMAXルーター端末の通信モード設定をハイスピードプラスエリアモードに設定するとWiMAX2+通信回線に加えてauの4G LTE回線も利用してインターネット通信できるもの。WiMAXの圏外エリアでも、auのLTE対応エリア内の場合はWiMAXのルーターで通信が可能になる便利なモードです。
WiMAXのLTEオプションは有料、ただし3年契約で無料利用可能
WiMAXでおすすめのLTEオプションですが、有料で月額1,005円のオプション利用料金が必要。ただしハイスピードプラスエリアモード通信を利用した月しか費用は発生せず、また事前の契約や申し込みが不要なオプション。必要な時に利用、それ以外の月はオプション料金が発生しない点は便利な点です。
さらに多くのWiMAXプロバイダでは3年契約でLTEオプションを無料利用可能なメリットも。WiMAXの契約で同時にauの4G LTEを使える利用者が増えており、今後はWiMAX2+とLTEの比較してどっちにするかの検討は不要と言えそうです。
下り最大速度867Mbps対応の高速通信にLTEオプションが必要

WiMAXのモバイルルーター最新機種W06では下り最大速度867Mbpsの高速インターネットが可能ですが、この最大速度はハイスピードプラスエリアモード設定時の理論値。つまりWiMAXを最速速度で利用するにはLTEオプションが必要です。
ハイスピードプラスエリアモードはWiMAX2+回線とauのLTE回線を同時に使う通信で、WiMAX2+の下り最大速度558Mbpsと比較してLTEオプションの通信速度が速いのは、WiMAXの速度558Mbpsにauの4G LTEの速度が加わり最大速度867Mbps対応となるため。
ハイスピードプラスエリアモードを設定可能なルーター端末が必要
事前の契約や申し込みが不要、また3年契約で無料のLTEオプションですが、WiMAXのルーター端末がハイスピードプラスエリアモードに非対応の機種であればLTEオプションを利用できない点に注意が必要。ただし比較的新しいルーター端末はすべて設定可能で、古い機種を利用中の場合の注意点です。
ハイスピードプラスエリアモードに非対応のWiMAXルーター機種
auの4G LTEネットワークを利用するハイスピードプラスエリアモードの通信には、対応したWiMAXのルーター機種が必要です。下記ルーター機種はハイスピードプラスエリアモードに非対応で利用できない点に注意してください。
【LTEオプション非対応ルーター機種】WX03、WX02、WX01、novas Home+CA、Uroad-Home2+
利用は月間7GB上限!通信モード設定の切り替え忘れに注意
auの4G LTE回線を利用するWiMAXのハイスピードプラスエリアモードの制約が月間通信量7GB制限。ハイスピードプラスエリアモードの通信量が7GBを超過すると速度規制が発生、ギガ放題プラン契約中でも約128Kbpsまで通信速度が低速化します。
WiMAXが繋がりにくい時に一時的なハイスピードプラスエリアモードの利用は問題ないですが、通信モード設定を切り替えしたまま戻し忘れて速度制限が発生との口コミも多いため注意が必要です。
比較のまとめ:WiMAXとLTEのどっちがおすすめ?
携帯電話やスマホを契約中のdocomoやSoftBankなどのキャリアが提供するポケットWiFiの契約や、スマホの契約プランを変更して容量制限を増やし、テザリングでのインターネット利用など、LTE通信を使用するサービスも良いですが制限が多いのも事実。
比較してWiMAXには通信量上限の無いギガ放題プランがあり速度制限の不安が少ない点がメリットで、特に通信量の多い場合におすすめのポケットWiFiです。
LTE通信のモバイルWiFiルーターを使うのがおすすめの場合
ただし以下のような場合はWiMAXと比較して、LTE通信のポケットWiFi・モバイルWiFiルーターの契約がおすすめです。
・主な利用場所がWiMAXの圏外エリア(地方や山間部など)
・毎月の通信量が多くない(月間20GB以下)
また「モバイルルーター端末が小型でも、いくつも機器を持ち歩くのは嫌」な場合、料金・費用面ではWiMAXと比較して高いもののスマホのテザリングを使う方法も良いでしょう。
比較してLTEも使えるWiMAX・ギガ放題プランはメリットが多数
LTE方式のモバイルWiFiと比較して、下記のような場合はWiMAX、特に月間通信量無制限のギガ放題プランがメリットも多くておすすめ。
- 動画視聴やアプリのダウンロード、Skypeでのビデオ通話など通信量が多い
- 速度制限を気にせずインターネット利用したい
- ノートPCやiPadなどのタブレット端末でのインターネット接続も多く、外出先でも使いたい
- (特にWiMAXの電波が繋がりやすい)主な利用場所が大都市エリア
WiMAXの契約ではプロバイダの最新料金情報の比較・確認が重要
他のモバイルWiFiと違い、WiMAXの場合は契約先のサービスプロバイダと呼ばれる20社以上の会社から、自分の希望に合うプロバイダの契約が必要です。またプロバイダ比較で重要なのが料金やキャンペーン比較で、各社で料金プランや適用可能なキャンペーン内容が違います。
WiMAXプロバイダ各社の料金やキャンペーン内容は毎月更新されるため、最新情報の確認や比較・検討が重要。比較の結果、最安のプロバイダで契約すれば、LTE方式のモバイルWiFiよりもお得なポケットWiFiとなるはずです!
WiMAXとLTEの比較や違いについてよくある質問
最後にこのページの内容のまとめとして、WiMAXとLTEの比較や違いについてよくある質問を紹介します。
WiMAXとLTEの違いは?
WiMAXとLTEの最大の違いは使用する電波の周波数。LTEは700~900MHzの周波数帯域の電波を使い、室内・屋内でも比較的繋がりやすいのが特徴。一方でWiMAXの電波は周波数2.5GHz(ギガヘルツ)で直進性の性質が強く、高い建物などで電波が遮断される場合もあります。
LTE回線のポケットWiFiとWiMAXの比較で違いは?
WiMAXとLTEの電波の違いから、建物内や地下で繋がりやすいのはどちらかと言えばLTE回線使用のポケットWiFiで、対応エリアもWiMAXと比較して広い点が違い。一方、電波が繋がるエリアでは通信速度が高速なのはWiMAXで、比較して速度重視かエリア重視かでおすすめが違います。
WiMAXのLTEオプションとは?
WiMAXのルーター端末ではauの4G LTE回線を使用する通信モード・ハイスピードプラスエリアモードを使用可能で、広いauのLTE対応エリアでWiMAXのルーター端末を使用できますが、使用月には月額1,005円のLTEオプション料金が請求されます。ただし、WiMAXを3年契約で利用中の場合、LTEオプション料金は無料です。
以上、LTE通信を利用したポケットWiFiとWiMAXの比較や違いを説明しました。
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